2017年5月30日火曜日

棚作り3

また、棚を一つ作った。
ベッドの側に置く小さな棚だ。

電気スタンドとか、本とかを置く。
材料はこれもあり合わせ。

安定させるのに下駄を履かせた。
半日仕事で何とか完成。

後の半日で布団の片づけをした。
家が小さいので、圧縮袋に入れてしまった。

私の部屋からもなくなって、少し床が広がった。
まだまだ、しなければいけないことはたくさんある。

我が家は、進化し続ける家なのだ。
私が元気な間は未完成というわけだ。


2017年5月28日日曜日

「俳句の図書館」

引っ越し作業は続いているが、合間を縫って本も読む。
「俳句の図書館」堀本裕樹著ー隣町の図書館で借りてきた。

我が町の図書館も充実しているが、隣町も頑張っている。
新しく入った本のコーナーに同じ本が並ぶことは少なく、それぞれの個性がありがたい。

さてこの本、正岡子規以降、現代までの俳句で著者がいいと思うものを選び解説を加えている。
本人の句も一つ入っている。

俳句とは、17文字を並べて意味を持たせればそれでいいというものなのではない位は知っている。
それではというと、5・7・5の区切りがあったり、季語を入れたり位の知識しかない。

ところが自由律があったり(山頭火は私も好きだ)無季語や季重なりにもいい句があるという。
ただ、初心者は規則通りに作る努力が必要だと説く。

このところはカウンセリングでも、5つの欲求とか全行動とかの手がかりがあった方がクライアントを理解しやすいことと似ている。
上級者になると、あまり意識的でなくスルスルといく。

たくさん並んでいる句の中で私が気に入ったのは
 「冬蜂の死にどころなく歩きけり」ー村上鬼城ー

春に生まれたであろうこの蜂はどんな夏と秋を過ごしてきたのか想像がふくらむと同時に、定年を過ぎてフラフラしている身につまされもする。
本には書いてないのだが、調べてみると雄は冬を越せずにこの句のように死んでゆく。

雌は巣の中で越冬するという。
その雌がたまたまの暖かさに惑わされてフラフラ出てくることがあり、それが冬蜂だと書かれたものもある。

句に詠われたものが雌の蜂かもしれないと思うと、また別の物語がありそうだ。
そういうことが俳句を味わうということなのだろう。

 「図書館内 蝶のごとくに ひらひらと」ー東行ー
 

2017年5月25日木曜日

去年の11月から、月1回のペースで学習会を開いている。
カウンセリング心理学の学習会だ。

仕事上カウンセリング的なことをしている人も来るが、初めての人にもわかるように心がけている。
4月からは会の名前も決めて、会員組織にした。

時間帯が夜間なので、仕事を持っている人が多い。
長く続けられるといいなと思っている。

さてその内容は、3月までは理論を説明することを中心にしてきた。
4月からはロールプレイを中心にしている。

昨日は「小3の子を持つ母親」がクライアントだった。
子どもとの会話が最近なくなって、心配だという設定。

別のところでカウンセリングの勉強をしている人がクライアント役をしてくれた。
カウンセラー役は私がした。

子どもとの関わり以外の生活も聞きつつ、自分だったらどんな人とだったら話しやすいかを聞いた。
「お日様のような温かい人が話しやすい」とのことだった。

「そういう態度で自分の子にも接してみましょう」というところで終わった。
ロールプレイなので、方向が見えたところで終わった。

その後、皆で感想や意見を出し合った。
私も久しぶりのロールプレイだったので、少し緊張した。

ロールプレイの原則や実際との違い、否定的な意見は述べないなどの話もして終わった。
アンケートももらったが、おおむね好評だったと自画自賛しておこう。
 

2017年5月13日土曜日

世界ジオパーク

隣町には世界ジオパークに認定された「アポイ岳」がある。
そこで、「ジオカフェ」なる催しがあったので昨日、今日と参加してきた。

ちなみに「ジオパーク: geopark)とは、地球科学的な価値を持つ遺産(大地の遺産、ジオヘリテイジ、: geoheritage)を保全し、教育ツーリズムに活用しながら、持続可能な開発を進める地域認定プログラムである。」(ウィキペディアによる)
「世界ジオパーク」を名乗るには、ユネスコの承認がいる。

よく話題になる「世界遺産」は日本に20カ所からある。
「世界ジオパーク」は8カ所しかない。

比べるのも大人げないが、もう少し日本中で話題になってもいいと思う。
そこで、盛り上げるための「ジオカフェ」というわけだ。


盛り上げようとの趣旨の割には「アポイ岳ジオパーク」のホームページへいってもお知らせなど出てこないなど突っ込み処満載なのだが、桜マスの天ぷらがでると聞いた。
この際「カフェで天ぷら?」などと野暮なことはいわないで純粋にジオパークを盛り上げようとして参加したというわけだ。

徳山大学の先生をお呼びしでの開催だ。
それなりの費用も掛かっていると思うのだが、その割にはHPにお知らせもないくらいだから報告の記事もないに違いない。

これだから盛り上がらないのだと思っているのは私だけか。
「地球科学的な価値」を持つ「桜マスの天ぷら」を昨日、今日と二日掛かりで味わう。

?????だらけではないか。
だから突っ込み処満載なのだ。

せめて、こちらで「アポイ岳ジオパーク」について知ってほしい。
http://www.apoi-geopark.jp/
桜マスの恩返しだ。

 

2017年5月11日木曜日

ハンガー掛け2

幅は狭いが、寝室と同じようなクローゼットを作ってもらった。
こちらは、コートの他は物置になる。

今日、クロ-ゼットと同じような棚とポールを作った。
写真がないのは同じようだからではない。

カメラを連れ合いが持って、神奈川の方へいっているからだ。
携帯でも撮れることは知っている。

だが携帯を換えたばかりで写真の送り方がわからない。
誰かお教え下さい。

それはそれとして、こちらの棚とポールも使い回し品。
苦労はしたが、1日で両方作った。

前回の経験が生きている。
労働者として、成長した。

人間、死ぬまで成長だ。

2017年5月9日火曜日

ハンガー掛け

一昨日、クローゼットに棚を作ったことは報告した。
その下にポールを付けた。

クローゼットなのだから、ハンガーが掛けられなくては困る。
今までの家もそうなっていた。

ただ、今度の家の方が幅が広い。
だから別のポールだ。

鉄の管にステンレスが巻かれてある物。
フツーにホームセンターなどで売っている。

だが使ったこれには歴史がある。
40年以上前、私がまだ独身だった頃に買った物だ。

その時は、垂直に立てて本棚の支柱にした。
このポールに合う棚受けが売られていた。

棚受け用アルミ支柱が出回る前だった。
あの頃は・・・などとの回想は止めておく。

2m以上あったのを短く切って、2本繋いだ。
それでも切るときには少し、センチになった。

2017年5月7日日曜日

棚作り2

節操など無く、1日でまた建築オタク。
今日は、寝室のクローゼットの中に棚を作った。

ウォークイン・クローゼットというのも流行っているらしいが、私は好きではない。
それほど、衣装持ちでもない。

前の家も、寝室にクローゼットを付けてもらった。
扉を開けると服があって、上が棚になっている。

極安い引き出しを置いておけば、肌着なども入る。
気に入っていたので、今回は扉だけを付けてもらった。

手持ちの材料で作るため、手間も時間もかかった。
作ってから、もっとこうすれば良かった・・・と思うこともある。

明日は、玄関のクローゼットに棚を作る予定。
今日の反省が生かせると良いのだが。

2017年5月6日土曜日

桜と馬

このブログは、何も建築オタク向けではない。
そろそろ日常のことへ戻ろうと思う。

今時の話題は桜だ。
移り住んでいるこの町ではゴールデンウイークが花見のシーズンなのだ。

しかも、この町は馬産地なのである。
「○○号G1優勝」などという垂れ幕が町役場にかかる。

「馬には桜がよく似合う」といったのは誰だったか。
町内一の桜の名所は牧場の脇。


放牧地に沿って、3㎞ほど桜のトンネルが続く。
誰が、どう撮っても絵になる。

人が柵のところで静かに待てば、馬の方で寄ってくる。
下の写真は、連れ合いが馬に遊んでもらっているところ。


「さけやさけ 花もその身も とき放れ」 
                          東行

2017年5月5日金曜日

1週間

 入居して1週間が経った。
一応注文住宅なわけだから、一応注文通りにはできている。

だが、暮らし始めてからようやく気づくことも多い。
右の写真は明かり用のスイッチ。

位置などについてはしっかり打ち合わせをした。
その通りになっている。

だが、下の写真と比べてほしい。
3カ所のスイッチがまとめられている。

大きさは同じだ。
それが必要に応じて2等分、3等分されている。

今まで使っていたスイッチは、間があいていて手探りで何番目とわかった。
これは目視しないと間違える。

電灯が点いていない時に、どうやって目視しようか悩んでいる。

PCが出始めの頃、キーボードのデザインに論争があったのを思い出す。
キーの大きさと隙間の関係だ。
ブラインドタッチができるように頑張ろう。


この2枚の写真、色が違う。
全てLEDランプなのだが、場所により昼光色とか蛍光灯色とかで色が違っている。

演出効果なのだろう。
なぜか蛍光灯色のランプは点るのが遅い。

スイッチを入れると一瞬の間が有って、点る。
昔「蛍光灯」と言って、人を揶揄した時代があった。

蛍光灯は少し電極を暖める必要が有ってのことだった。
蛍光色LEDにも何か必要性があるのだろうか。
蛍光灯っぽい演出効果などではないと思うのだが。

音についても思わぬことがある。
高気密住宅だから、外の音も遮断される。

その分、内の音が耳に付く。
一番気になっているのが給湯器だ。

灯油を使う瞬間湯沸かし器という形式。
水が出る所は、ほとんど混合栓になっている。

水側にレバーを回して流しても、湯沸かし器は音を出す。
理由はよくわからない。

台所ではピーという音が頻繁になる。
食洗機、冷蔵庫、コンロみな警報装置つきだ。
どれが鳴っているのか、ウロウロする。

外の音が聞こえないのは、都会の雑音が聞こえなくていい。
その分、鳥の声も聞こえない。

どなたか、自然の音だけ通す壁を作ってくれないだろうか。

2017年5月4日木曜日

台所の棚

台所に棚を作った。
大工さんに頼めば、いくらでも立派な物を作ってくれるだろう。

それは私のプライドと予算が許さない。
できることは自分でやる。

というより、そういうことが好きなのだ。
幸い、大工さんは端材をたくさん遺していってくれた。

それに暮らし初めてから、ここにはこれを置く棚がほしいとなることも多い。
我が家にたくさんあるダッチオーブンを置く場所が欲しいということになった。

半日の労働の成果がこれだ。
ネジ釘以外は全部端材。

乗っているダッチオーブンだが、一番左のが一般的な形。
だが、今売られているのは取っ手の形が違う。

モデルチェンジ前のをアメリカで見つけ、抱えてきた。
真ん中の2つはスキレットとかいうしゃれた名前がついている。

要するに鋳鉄製のフライパンだ。
一番右のは日本製。

これは鍛鉄が使われている。
いわゆる鋼だ。

下の空間はゴミ箱が入る。
この町は分別がしっかりしている。

ゴミ袋だけで3種類になる。
他に資源物入れが必要で、全部はここに収まりきらない。

またどこかに棚を作ることになるだろう。

2017年5月3日水曜日

引っ越し

 引っ越しは地元の業者さんをお願いして、29日に大きい物を運び込んだ。
持ってきた荷物の3/1程だったので、午前中に済んだ。

さてその後は、連れ合いと2人の作業。
梱包を解きそれなりの所へ納める。

もう2度と引っ越しはないだろうから安心ではあるが、慎重にもなる。
同居人との調整も欠かせない。

その後、自分たちで運べる者を少しずつ運んでいる。
30日からは、家の外回りの工事もしている。

工事をしている人との兼ね合いも気を遣う。
ところが、気を遣わない近所のカラスという存在もいる。

職人さんが軽トラックの荷台に置いていた物をつまんで持っていった。
「躾がなって無くて済みません」と謝ったがもう遅い。

一方、世間様は「桜祭り」だ。
息抜きがてら行ってみた。


この地域はゴールデンウイークが花見のシーズンだ。
だが、今年は少し花が遅かった。

それでも、けなげに咲いている木もあった。
代わりに頑張っていたのがコブシだ。

北国の春らしい。
わかり難いが、遠景は雪が残る日高山脈。

さて、花より団子。
ご当地は、花よりウニ丼。

桜祭り50回記念の目玉は、500円で「ミニ春ウニ丼・限定200人」だ。
行列覚悟で行ってみた。

ミニというよりマイクロだと思ったのは私1人か。
それでも、しっかり春の味だった。

2017年5月2日火曜日

入居



 4月29日に家の引き渡しがあり、入居した。
万事めでたしめでたし・・・というわけにはゆかない。

上の写真のごとく予定の期日通りに、立派に出来上がった。
外回りはまだだが、これは入居優先で後からやることになっている。

だが、何しろ、ネズミ花火人生だ。
簡単に事は運ばない。


スムーズにいっていたのは、建築会社の人が居た間だけのこと。
薪ストーブが燃えない。

ネットは繋がらない、オーブンは電源が入らない、トイレは水が漏れてくる。
おかげでこのブログも書けなかった。

ネットは建築会社の責任ではないので、回線会社に電話して繋がるようにはなった。
ただし、遅い。

そのうち、有線化しよう。
薪ストーブは、次に日にストーブ屋さんが来た。

結論からいうと、家の気密性が高すぎるとのこと。
高気密住宅が、きちんと出来上がっている証拠だ。

計画換気の機械を止め窓を開け、ストーブの前面のガラス戸も開けてやっと燃え出す。
今頃ならともかく、真冬でも窓を開けてストーブを炊くのか。

彼が帰った後いろいろ工夫して、ガラス戸ではなく灰の掻き出し用のところを開けるのがよいことがわかった。
だがまだ何回かはやってみないと、確実ではない。

それが趣味の世界だといえば、その通り。
トイレも見に来たが、異常はないとのこと。

便座後部についている、手洗いの水が跳ねたのではないかといわれた。
私は内部の結露ではないかと心配している。

手洗いの水流を弱くしてもらって、様子を見ることにした。
内部の結露だとすれば、家全体が暖まてくると無くなるのではないかと考えている。

オーブンは電気屋さんが来て直していった。
ついでに、コンセントの位置も少し直してもらった。

これはこちらの後出し要望。
でもサービスしてくれた。

コマネズミのようには働かず。
小1時間も動くと一休み。

それでも、一冬借りていた町の住宅からは荷物を運んだ。
段ボールなども資源回収に出した。

さて、明日はどんな花火が炸裂するのか。
インド人のように、瞑想などしている暇はない。