雅楽のコンサートがあったので聞きに行ってきた。
ご存じの方も多いでしょうが「東儀秀樹」がこの町にやってきたのだ。
狩衣を着て笙を吹きながら現れた。
その他篳篥や龍笛も吹いた。
それぞれ、天の光、地の声、そこを行き来する竜を表しているのだという。
関心したのは、雅楽は同じメロディに聞こえるということだった。
それは耳で聞いて頭で旋律を探しているからだという。
雅楽は毛穴から全身に染み込ませるように聴くのだそうな。
シルクロードを経て伝えられたが、シルクロードには残っていないともいう。
むしろ笙はパイプオルガン、篳篥は木管楽器、龍笛はフルートの原型になるともいう。
雅楽だけでなく、西洋音楽や日本の流行歌も演奏した。
伴奏には打楽器やシンセサイザーの音がした。
全部を自分で演奏し、重ねてあるそうな。
2時間半のコンサートを一人で演奏し、語った。
そういうスタイルに「才能」と「孤独」を感じた。
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