映画を見てきた。
「舟を編む」という映画だ。
古代エジプトではパピルスを編んで舟を造ったということも聞くが、もちろんそういう話ではない。
「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」
つまり辞書編集者の話だ。
「三浦しおん」の小説を映画化した。
海に言葉を書いたカードが散らばっているイメージが、繰り返し出てくる。
主人公はその海に溺れそうになる。
原作者は岩波書店や小学館を取材したそうだが、「広辞苑(岩波)」より「大辞泉(小学館)」の方がイメージとして合う。
映画では三省堂が協力している。
三省堂でも「大辞林」を出している。
同じ言葉をそれぞれ独自に定義しているのだそうだ。
たとえば「右」をどう説明するかという話が出てくる。
あなたならどう説明しますか。
0 件のコメント:
コメントを投稿