私が乗ったというわけではない。
本の紹介だ。
「アラビアンホースに乗って・二人で挑んだ遥かなるテヴィス」蓮見明美著
アメリカで盛んな競技に「エンデュランス・ライド」というスポーツがある。
荒野を馬に乗って走るスポーツだ。
西部開拓盛んなりし頃、伊達男が荒野を旅したものをスポーツ化したというわけだ。
ただし、今は女性も参加している。
もちろん早さも必要だが、それよりも馬の体調管理が厳しく課される。
途中やゴール後に、獣医のチェックがある。
荒野を旅するには、馬がつぶれてはいけないということらしい。
馬もサラブレッドではなくアラビアンホース。
その最高峰とされるのが「テヴィス・カップ・ライド」。
カリフォルニアはシェラネバダ山中、100マイルを1日で走る。
順位より、完走が目標とされる。
完走率は50%ないという。
マニアの間では、何回完走したかが尊ばれる。
順位の他に、完走した馬の中で一番状態のいい馬の乗り手も表彰される。
ただし、賞金などはない。
完走者にはバックルが贈られるだけという。
日本人も、過去何人か参加した記録があるそうだ。
この本の主人公は、60才の記念に挑戦しようと思い立った。
著者はその奥さんだ。
さてどうなったかは本をお読み下さい。
競技に参加する気はないけれど、馬に乗ってアメリカの荒野を旅するというのはやってみたい気がする。
だが、伊達男にはなりきれない私には仲間が必要だ。
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