いっぺんに春めいて、桜の花まで開きだした。
昨日まではコールテンのズボンを穿いていたが、今日からGパン。
昔、洋服屋の父に「コットン・パンツが穿きたい」といったら馬鹿にされた。
父にはズボンはウール、綿は作業着との認識があったに違いない。
不肖の息子は「コットン」も「木綿」も知らなかった。
Gパンはやっと穿く人が現れだした頃だ。
例の「暮らしの手帖」にGパンは日常着に便利というような記事が載ったのを覚えている。
お尻ふっくらの裾つぼまりで格好悪いと思ったのを覚えている。
就職して親元を離れ「コールテンのズボン」を洋品屋に探しにいった。
その時は既にGパンやが有った頃だ。
店員は「真冬にしかない」とすげなくいった。
真冬になる前にほしかったが、手に入らなかった。
今はコールテンとはいわないらしい。
コーデュロイというと聞いた。
Gパンもジーンズとなりカラフルになった。
いやデニムという人もいるらしい。
もっと薄手のコットンパンツはどうなっているのだろうか。
誰かお教えいただけないだろうか。
「Gパンの 尻にひとひら 桜花」 東行(とうこう)
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