いつもは裏の山へ散歩に行っているのだが、今日は海へ行ってみた。
10分ほど歩いて、国道と鉄道を越える。
漁師らしい家の間を抜けると海辺へ出る。
冬の浜辺も、風がなければそう寒くない。
浜の3/2ほどは雪で白い。
波打ち際は、黒い砂浜。
白いカモメと、黒いカラスが飛び交っている。
喧嘩するでもなく、群れている。
小さな漁船と昆布の干場も雪をかぶっている。
啄木ならピストルを掘り出すところだが、私にはそんな才能はない。
代わりに見つけたのは、漁網の浮きらしいガラス玉。
一本、赤い糸が使われている。
こういう才能も私にはない。
冬の海辺の記念品だ。
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