昨日のことだ、散歩から帰ってきたら我が家の玄関近くを四つ足動物が歩いていた。
ふさふさ尾ッポのキタキツネ。
野良犬などよりよほど慣れた足つきで歩いていた。
私と目があった。
特に警戒するでもなく、軽い足取りで裏の川の方へ去っていった。
今までも、牧場が広がる地域では見たことがある。
仮住まいの我が家は、特に自然が豊富という地域ではない。
児童公園があったり、アパートが見えたりという、どちらかといえば町中だ。
そこを、当たり前のように狐が通る。
もちろん、散歩帰りだから真昼間だ。
残念ながら、玄関にお札が残してあるなどということはなかった。
今日、用事で役場の人に会ったのでこの話をした。
彼にとっては珍しいことではないようだった。
驚かない彼に、私は驚いた。
それとも彼に化かされたのか。
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