ネットを使って、神奈川の仲間たちと学習会をしている。
今日のお題は行動の仕組み。
人は動物だ、つまり動く物だ。
実は植物だって結構動く。
それはさておき、動くということを少し広く考える。
手を動かす、言葉を話す、ものを食べる。
これらは外から見える動き、運動だ。
足を動かして歩いているとき、活動しているのは足だけか。
もちろん手も振っている。
目も周囲を見回している。
筋肉を使うこれらの動きを狭い意味の運動、行為と呼ぶことにする。
実は人間歩きながら頭で考え事をしている。
小脳などがひっきりなしに筋肉へ命令を送らなければ、足は動かない。
それだけではなく、景色がきれいだとか、車がくるので危ないとか大脳も活動している。
これを思考と呼ぶことにする。
まだある。
きれいな景色を見ればうれしいと感じる。
時間が決まっていれば、イライラしながら歩くこともある。
つまり感情も感じつつ動いている。
そうしてこれらすべてを生理活動が支えている。
心臓や肺、その他の内蔵が協力して歩いている私を支えているわけだ。
つまり、生きているということは、行為、思考、感情、生理反応が協調連携有機的な繋がりを持って活動しているということ。
逆に考えると、行動つまり生きているということを行為、思考、感情、生理反応の四つの面から考えましょうよというわけだ。
この四つをあわせて全行動と呼ぶことにしている。
なぜそんなことが必要かと疑問に思う人は、見込みがあります。
ぜひ、学習会へおいでください。
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