隣町には「日高耶馬渓」という名所がある。
日高山脈が海に落ち込んでいるところだ。
当然、海まで山が迫っている。
幕末の頃、ロシアへ対抗するためにここに道を開いた。
十勝方面にロシア船が現れたのだ。
松前藩では対処しきれないので、幕府の軍を動かすためだという。
「シャマニ山道」という。
襟裳の十勝側にも道がつけられ、こちらは「サルル山道」という。
明治になり、海岸沿いに道がつけられ使われなくなった。
それを有志がフットパスコースとして復活した。
全長7キロの山道だ。
正味4時間くらいのコースだ。
歩き始めて、いきなり沢登り。
その後も水分の多い道が続く。
私よりさらに年かさの方や、子どもも居た。
途中、花などの説明も丁寧にあった。
昨日よりはずっとハードなコースだった。
その代わりでもないが、最後におみやげをもらった。
町の名物「おやき」
平べったい今川焼きのようなお菓子。
50年以上前から町の人たちに愛されている。
このパッケージは、特製だ。
決してこれが目当てだったわけではない。
事前にそんな話はなかったのだから。
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