私も自動車は好きだ。
だから、書き出すと色々なことを書きたくはなる。
だいたい、大学の卒業論文は自動車エンジンについてだった。
鉄のかたまりのエンジンを動かすのに、トランジスターを組み込もうという物だった。
今では、ICチップなしの自動車は考えられない。
そのうち、ロボットとの境が分からなくなるだろう。
現に、携帯電話を組み込んだ自動車ができている。
これにペットロボットとか、お掃除ロボットとかが一緒になると、何でもしてくれる家庭用ロボットになる。
携帯電話が声で操作できるそうだから、声で操作できる自動車ももうすぐできる。
朝食を食べながら、掃除をしているペット型ロボットに「今日は○○へ遊びに行くぞ」とか声をかける。
「ヤッター嬉しいな」とか返事をしてくれる。
きっとそれだけではない。
「昼食はどうしましょうか」とか聞いてくる。
TVと連動しているから「こんな所はどうでしょうか」と画面に映してくれる。
もちろん我が家の経済状況も把握しているから安心だ。
「ウンいいね」というと「では××分後には出発しましょう」と返事をする。
その時間に車の所へ行くと、ペットもついてくる。
ドアは自動で開いて、ペットは先に乗り込んでセンターコンソールのあたりにちょこんと座る。
ハンドルなんかは必要ない。
「今日はニュースが聞きたいな」と言うとラジオが鳴る。
ペットが車を操作して、渋滞をさけ、安全に目的地へ連れて行ってくれる。
私はラジオを聴きながら、流れる景色を見ている。
車好きとしては、こんな未来はつまらない。
自分でハンドルを操り、アクセルを踏むからおもしろい。
きっと「そんなことはシュミレーションゲームでやれ」ということになるのだろうな。
どうか、こんな想像は間違いだらけでありますように。
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