こちらへ来たら時間があるだろうと思って、糸を持ってきた。
20年以上も前に染めた糸だ。
絹糸を桜で染めてある。
3年ほど前、連れ合いが思いだしてチョッキにしてくれた。
まだ残りがたくさんある。
ただし枷のままで、多少こんがらがっている。
それを写真のようにまき直さないと、編めない。
まき直すのは私の仕事だ。
もつれた糸をまき直すのは、カウンセラーの良い修行になる。
まず忍耐がいる。
次に推理力とやさしい指先。
そうしてこれは必ずほどけて、ひとつながりになるのだと固く信じること。
などなど・・・
写真のような形にした後は、とても充実感がある。
さて、チョッキになるにはあとどのくらいかかるのだろうか。
修行はまだまだ続く。
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