量子力学についての本を何冊か読んだ。
どれも入門書だが。
分かったことは「この世は不確定だ」ということ。
何せ「不確定性原理」だ。
たとえば、どんな物質でも原子からできている。
それはさらに、いくつかの素粒子に分けられる。
その中で小さい物に電子や光子がある。
ここまでくるともういけない。
小さい粒というイメージではないという。
粒と同時に波でもある。
粒のある位置をきちんと突き止めようとすると、その持っているエネルギーが曖昧になる。
エネルギーをきちんと測定しようとすると、位置が曖昧になる。
測定技術の問題ではない。
だから、技術が発達するときちんと測定できるということでもないという。
さらに、遠く離れた粒同士がお互いに影響を受ける。
一時一緒にいた粒は、離れた後もつながっているという。
どんなに離れていても、瞬時にもう片方のことが分かっているかのごとく振る舞う。
超光速通信ができるという。
だから、アインシュタインは量子力学が嫌いだった。
不確定性原理について「神はサイコロ遊びをしない」というその世界では有名な言葉を残している。
そうも「サイコロを振ることこそ神の仕事」なのらしい。
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