映画のタイトルだ。
映画館で見てきた。
鎌倉は山崎の谷戸を中心に活動をしている、自主保育グループの記録映画。
大船に近いところにある、都市の中の自然景観だ。
鎌倉は谷間が入り組んだ、実は城塞都市だ。
その谷間を、バブルの頃を頂点として開発が進められた。
要するに自然破壊だ。
今では書割のような形でしか残っていない。
ここもその可能性があったが、一部公園化されただけでほとんどを残すことができた。
今は市民活動の場となっている。
それは大人の話。
映画の主役は子どもたち。
1歳10ヶ月くらいの子たちが野原を駆け回って、3年間を過ごす間の記録だ。
たくましく育ってゆく姿が印象的だ。
だが結構、子どもたちの泣くシーンも出てくる。
保育者はもちろん居る。
だが関わらない。
子どもたちは、自分たちで解決してゆく。
それを見守ることのできる保育者は偉いと思う。
子どもの力を信じているからできることだ。
こういう映画だから、ほとんどが自主上映会で映される。
だが、ここ「大黒座」は商業映画館だ。
地域の人たちからの要望を受け、自主上映に場所を貸している。
だが事情を知らなければ、商業映画として普通に上映しているように見える。
地域とつながっている「大黒座」だからだと思う。
この映画について詳しく知りたい方はこちら。
http://noharaheikou.com/
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