今日は美術史の授業を受けてきた。
「レオナルド・ダ・ヴィンチとその時代」
バレーボールと同じで、町にある高校の公開授業だ。
歴史の先生が授業をしてくれた。
授業らしく、聞いている私たちに質問しながら進めてゆく。
「彼の仕事はなんだと思いますか」
「画家」と私も思っていました。
でも、彼がミラノ公ルドヴィゴ・スフォルツォにした自己紹介は違うそうです。
「自分は軍事技術者で、建築もするその合間に絵も描く」
そういう意味のことをいったそうです。
実際、新発明の武器の絵などを見せてくれました。
軍事的なことだけでなく詳細な人体の解剖図があったり、空を飛ぶ装置の図もあったりと、色々なことに興味がありそれを表現するために絵を描いたといえなくもないようです。
そうして、それまで「すべては神の御心である」として説明されたことへの疑問を持っていたということです。
自然界のことに「なぜ」「どうして」という疑問を持ち、それに合理的な説明を求めていたといえるのでしょうか。
そういう彼は「探求者」と呼ぶのがふさわしい。
そういう彼が活躍できた時代が「ルネッサンス」なのだという話でした。
私の方も、すっかり高校生になりきっていた60分でした。
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