2017年3月14日火曜日

基礎2

逆Tの字の縦の部分へコンクリートを流す。
普通は「うつ」というらしい。

そのための型枠を作っている。
青いハッポースチロールとコンパネ(安い合板)の間に、圧力をかけて流し込まれるようだ。

白い円盤が見えるのは、隙間をきちんと確保するためだそうな。
上に抜けるようになっている。

発泡スチロールは普通の詰め物に使われる物より、圧縮されて堅く作られている。
コンクリートが固まった後も遺され、断熱材となる。

基礎断熱という工法だ。
これにより建物の地下が凍らなくなり、蓄熱作用を持つことになる。

建物ができた後、そこで人が生活していればその地下は凍らないということになる。
前回記した地面の凍結に対する対策だ。

普通はこれが凍結深度より深くはいるのでそれで終わるのだが、この工務店はもう少し丁寧だ。
後で書くことになるはずだが、コンクリートが固まった後さらにスカートを穿かせる予定になっている。

それはまたその時、写真と一緒に書くことにしよう。
 

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