2017年4月11日火曜日

内壁1

 昨日は日曜日だというのに、大工さんは仕事をしていた。
今日月曜日、今までになくたくさんの人が来て仕事をしている。

昨日は、大勢で仕事ができるようにとの下準備だったのだろう。
いよいよ、追い込みか。

全体に床が張られてから、内壁を作ってゆく。
以前にも書いたが、オールフラットの家になる。

この内壁は原則的に内装が張られる。

でないと、家中スケルトンになってしまう。

不思議なことに、家の強度にはあまり関係しないようだ。
外壁の合板を「構造用合板」というが、これが1番肝心らしい。

2X4工法では枠を作り外に構造用合板を張り、内には普通の合板を張る。
壁と壁の角に補強はするが、原則的にはそれを組み合わせるだけ。

我が家は角に柱を立てる。
中にも柱が立つ。

柱の間を構造用合板を張った壁で繋ぐ。
家の中の間仕切り壁は、化粧はするが構造用合板は張らない。

だから強度計算には入れないらしい。
この辺は2X4と基本的に同じ。

柱がある分2X4より頑丈な作りだと、施工会社はいう。
なるほど計算上はねと、ひねた施主は思う。

計算通りにゆくかどうかは、やはり大工さんの誠実さと腕にかかっていると私は思っている。
だから時々、差し入れなどを持って話にゆく。
素人の質問にも、きちんと答えてくれる我が家の大工さんは信用できそうだ。

2枚目の写真は屋根の角。
鋼板の隅が囲われている。

ここを下見付けという。
もちろんこれから塞がれる。

壁からどれくらい出っ張るかというのが軒の出具合。
関東地方などでは、大きい程良いとされる。

上からくる夏の日差しや雨よけ。
壁の劣化対策の意味もある。

北海道ではあまり出さない。
夏でも、日差しは歓迎される。

雪が積もるのも困るということらしい。
ここ浦河の積雪量は大したことはないのだが。

もう一つ、筧がつかない。
これも雪対策らしい。

我が家の周りは木が多く、落ち葉も多い。
そんなことも理由だ。

それやこれやも何年か住んでみないと、よかったのかどうなのかは判断できない。
その時はまたご報告したいと思うが、皆様にその日までおつき合いいただけるのかは心許ない。
 

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