2017年4月3日月曜日

壁と屋根

 ネットの関係で、しばらく休んでしまった。
その間にも工事は進んでいる。
これは3月29日の写真。

屋根が乗り、防湿シートが張られている。
2枚目の写真が基礎のところ。

青いのは基礎の断熱材。
灰色が基礎のコンクリート。

その上に土台の材木が横たわっている。
ピンクのベールが防湿用のビニールシート。

防湿シートと言えば、アスファルトが塗られた黒いやつと思っていたが違った。
このビニールシートで建物がすっぽり包まれている。

ここは最終的にたれたままではなく、粘着テープで押さえるのだという。
そして断熱材、外壁材となるらしい。

3枚目は屋根の上。
我が家は陸屋根。

わずかに傾斜がつくが、平らにふかれる。
10㎝ぐらいの波を打った厚い鉄板が乗る予定。


 左側が低く、右奥が高い。
色は黒しか選べなかった。

もちろん、見えている青いのは断熱材。
この下にもビニールの防湿シートが入っている。

4枚目はそれを内側から見たところ。
つまり、天井の屋内側。

柱があり、梁がある。
柱と太い梁はほぞで組まれているが、細い梁は金具でついている。


補強に金具が使われているのではなく、金具だけで繋がれている。
こういうのを合理的というのだろうか。

ちなみに、天井は原則的にこのままで化粧板で隠したりしない。
「あらわし」という内装方。

配管や照明の関係で必要となる一部しか天井は張らない。
施主にお金がないこともあるが、これはこれで気に入っている。

 5枚目は今日4月3日の写真。
屋内の様子。

天井と同じように床も金具が一杯。
ネズミ色は基礎のコンクリート。

以前にも書いたが、床下空間はほとんどない。
床下に配管もしない。

給排気管、水道管、電気配線等は皆天井を伝わってゆく。
ちなみに壁も原則「あらわし」。

配線が見えたりする。
その分きれいに配線する必要があり、業者にはプレッシャーだそうだ。

最後は床の根太を受ける金具。
天井に使われているのと同じ物。

ここに木を落とし込んでネジ釘でとめる。
さすがに、ここは「あらわし」にはしない。
床板は張る。

この金具を見てわかるとおり、受けるところがコンクリートに届いていない。
根太が少し浮くようにできている。

上を歩いたときのクッションの役をする。
ベタリとつけてしまうと、床が堅くなるのだという。

基礎に石を使い、束を立て、木を組み込んで床を張り・・・・などというのは古い常識になりつつある。
もちろん、私も古い人間だが。

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