2016年6月29日水曜日

ネズミ花火Ⅱ

ネズミ花火はまだ続く。
農家の手伝いをして欲しいとの依頼が来た。

私の住んでいる地域は、夏苺の名産地。
新規就農者募集中。

地方に働き場所がないなどというのは大嘘だ。
過疎といわれる地域ほど働き手をほしがっている。

もちろん、新規に就農しろという話ではない。
新規に就農するには、それなりの応援とリスクがある。

リスクを取れるのは、若者だ。
私のような年寄りはそれを応援する側だ。

新規就農の若者に雇われて、ビニールハウスの中で1日3時間働いてきた。
もちろん最低賃金に近い時給は頂くが、エラク感謝されているのがコソバユイ。

ついでに書いて置くが、最低賃金は都道府県ごとに違う。
東京は900円オーバーだが、低いところは600円台。

シビアーに1円違いの県もある。
我が北海道は764円。

世界的に見れば、もちろん高賃金。
混迷しているイギリスやアイルランドのことを思えば、北海道独立も夢ではない。

北海道の形はネズミ花火に似ている。

2016年6月25日土曜日

ネズミ花火の人生

前回の投稿をしてからずいぶんと日が経った。
もう少し頻繁に書くつもりだったのだが、人生は思うとおりにはなかなかゆかない。

荷造りが最終段階へ来て、PCを仕舞った。
後2日ほどはノートPCで済まそうと考えた。

夜、ノートを開いてネットなどを見ていた。
キーボードにお酒がこぼれた。

PCは酔っぱらったりしない。
壊れただけだ。

前日まで使っていたデスクトップなら、キーボードの交換だけで済んだはず。
引っ越し先について荷物を調べると、デスクトップは簡単には出てきそうもない。

家ができるまではトレラーに仮住まいの身。
荷物は場所を借りて寄せ集めてある。

前からの予定で、その荷物を置いて娘の住むアメリカは2週間ほど行って来た。
帰ってきてからは建築士さんとの打ち合わせやら、住宅機器の下見やらで日は過ぎていった。

1週間ほど前に、デスクトップをやっと発掘。
ご近所さんへのご挨拶などの合間を縫って、ネットに繋ぐなどの設定が終わってやっと日記を書く余裕がでてきた。

「仕掛け花火に似た命
もえて散る間に舞台が変わる・・・」
と、歌われたのは明治一代女。

平成の男子はネズミ花火のようであちこち飛び跳ね、あっという間に舞台は終わる・・・。
さて、明日は何が起きるやら。