2012年10月31日水曜日

孫Ⅴ

昨日は、20年前まで住んでいたところへ出かけた。
子どもたちが小学生だった頃まですんでいた。

そのころ仲良くしていた家で、夕飯をご馳走になってきた。
我が家の息子と娘が、その家の二人の娘さんとちょうど同じ学年でもあった。

同じ幼稚園や、小学校に通っていた。
下の娘さんは近くに住んでいて、一緒にご飯を食べた。

その娘さんにも一人お嬢さんが生まれていて、1歳くらいだった。
幼稚園で使った覚えがある帽子掛けなどがそのまま使われていて、娘は懐かしがっていた。

孫同士、手や足を出して遊んでいた。
一世代が巡ったのだと、しみじみ思った。

2012年10月29日月曜日

孫Ⅳ

今日は、孫とお散歩。
ご近所さんや、連れ合いの友達を訪ねた。

片道、2㎞くらい。
さすがに、帰りに孫は寝ていた。

でも、それまでは頑張った。
おばさんたちに、愛想振りまきまくり。

可愛い!
言われっぱなしだった。

犬にまで愛想を振りまいて、足のにおいをかがれた。
その犬の鼻をけっ飛ばしたときには、ドキッとした。

犬の方がめげて離れた。
足癖の悪いのは、私のせいではない。

2012年10月28日日曜日

孫Ⅲ

孫は山を下りてきた。
もちろん、迎えに行ってきた。

夜になって、娘が出かけたいと言って来た。
仕方がないので、付き合ってきた。

わが家は田舎なので、車でないとどこへも行けない。
娘の古い友達に会って、小一時間して帰ってきた。

おかげで、孫は寝る時間がずれた。
娘のねらいはそれだった。

おかげで今は、みんなぐっすり眠っている。
娘と孫も化かし合い、らしい。

2012年10月27日土曜日

孫Ⅱ

今日は、孫を箱根の山へ送ってきた。
娘が友達と会うというので、アッシー君をしたというところ。

お昼を一緒に食べて、箱根へ向かった。
もちろん、例のプジョー君でだ。

計算違いは孫だった。
屋根を開けて走り出すと、風が当たるらしく、いやがった。

仕方がないので、屋根を綴じて走り直す。
秋の箱根を、オープンエアーで・・・・

それでも頑張ったのがプジョー君。
若いお姉さんを乗せたからか、いつもはブーたれるトランスミッション、いい調子だった。

さすがは軟派な車だ。
言って置くが、私は軟派ではない。

娘も、孫も一緒だったし。

2012年10月26日金曜日

父の話はまたいつか書くこととして、今回は孫の話。
昨日成田へ着いた。

アメリカから、娘と一緒に帰ってきた。
いや、まごはアメリカ国籍だから、やって来たというべきか。

成田まで、ジジ・ババで迎えに行ってきた。
三ヶ月ぶりに抱いた孫は重かった。

当たり前か。
人見知りしない子で、ニコニコしていた。

外面は良いの、と娘は言っていた。
愛想が悪いよりはずっと良い。

目も髪も黒いが、肌は白人ぽい。
ニッコリ笑えば、赤ん坊は誰でも可愛い。

自分の深層心理も解っている爺としては、当たり前だと思う。
これから3週間、振り回されるに決まっている。

かわいくない爺と、可愛い孫との化かし合いだ。
お楽しみに。

2012年10月23日火曜日

チョッキを縫ってくれた、父の話も書いておこう。
私の父親は、洋服を縫う職人だった。

仕立屋というやつだ。
腕は良かったらしい。

しかし、商売の方はそうでもなかったようだ。
一時は5~6人、人を使っていたが、小さな商店で終わった。

それ以上商売を大きくするには、人が良すぎたようだった。
私が結婚する頃は店を畳んで、馴染みの客相手にだけ作っていた。

私は末の子どもだったからか、一番かわいがってもらった記憶がある。
結婚する時に、商売道具だったミシンをもらった。

戦前のシンガーミシンだ。
シンガポールから分捕ってきたから、シンガーミシンだと自慢していた。

その後、何台か電動ミシンを買ったりしたが、どれもだめだった。
結局、何度か修理をしつつ、未だにこれを使っている。

ちなみに、シンガー社では修理不能だといわれた。
群馬の方で、修理してくれる人がいる。

ジーンズの裾上げで、6枚重ねくらいになるが、当たり前のように縫ってくれる。
連れ合いはこれを初めて使ったとき、ちゃんと真っ直ぐ縫えることに感激していた。

父が亡くなってずいぶんになる。
お金は残さなかったが、色々なものを受け継いでいる。

2012年10月22日月曜日

チョッキⅡ

セーターのチョッキ(変な言い方だ)のほとんどは、連れ合いが編んでくれた物。
のろけついでにいうと、ほとんどは手染めの毛糸だ。

昔、草木染めをしていた。
そのころ染めた毛糸がたくさんある。

あかね、へまちん、たまねぎ、こうちゃ、・・・
シミが付いて、それを隠すためにコーヒーで染めたのもある。

藍で染めたのはない。
藍の染液はアルカリ性が強い。

浸けると毛糸が痛む。
アイはやっぱり、難しい。

2012年10月21日日曜日

チョッキ

今日は夏物をしまい、旅立ちの準備などで冬物を出した。
特に服が好きとか、趣味とかではない。

10年ほど染め物をしていた関係で、藍染めのTシャツなどが余分にある位。
後は、必要最低限の物を、その都度買ってきたつもりだった。

それでも付き合いで買ったり、もらったりでずいぶんたくさんある。
特にチョッキは編んでもらったのと、縫ってもらったので一生着ても余るほどある。

編んでくれたのは連れ合い、縫ってくれたのは父。
おかげで、この冬も心配なく過ごせる。

2012年10月20日土曜日

廃品回収

今日、廃品回収業者が来た。
古い電気オルガンを出した。

娘用に、手に入れた物だ。
その時、すでに中古品だった。

結局、あまり音を出す機会もないまま、20数年が過ぎた。
それでも占めていた面積は広い。

その娘は、もうすぐ孫を連れて現れる。
一世代が過ぎたわけだ。

さて、オルガンがおいてあったところになにを置こうか。

2012年10月19日金曜日

新友

今日、相談窓口の仕事は最終日だった。
最後まで、ドジがついて回った。

だが、一緒に仕事をしてきた人たちはいつも優しかった。
みな私より若い。

年寄りの私が気持ちよく仕事ができるよう、気遣ってくれていた。
年寄りの話を、きちんと聞いてくれていた。

それがとても居心地良かった。
この年になって、新友ができたというわけだ。

短い間でしたが、ありがとうございました。
あちらへも是非遊びにいらしてください。

暖炉を燃やし、コーヒーを入れてお待ちしております。

2012年10月18日木曜日

半世紀

今でこそ市民活動とか、NPOとか普通にいわれるが、当時は奉仕活動だったり下手すると滅私奉公だった。
volunteerを辞書で調べ、志願兵と書いてあって驚いたのを覚えている。

それがいつの間にかphilanthropyなどという人が出てきた。
「市民活動」という言葉も意味が失われたというか、手垢が付いたというか・・・

これだけ市民活動と普通に使われているのに羽仁五郎の「都市の論理」は絶版だ。
ロダンの「カレーの市民」がなぜ名作といわれるか、理解されにくくなってしまった。

半世紀は長い。
かくして私も頭髪を失い、旧友は白髪を染めるようになっていた。

2012年10月17日水曜日

旧友

昨日、昔からの友達と会ってきた。
奥さんも来て、3人で中華街へ行った。

彼は、中学時代からの友人だ。
大学生になって、ボランティアに誘ったのも彼だ。

当時は、誰もそんな言葉は知らなかった。
セツルメントは、臨保館と訳されていた。

当時は知らなかったが「学生セツルメント運動」というのがあったと聞いた。
県が、横浜と川崎に愛泉ホームというセツルメントを作っていた。

そこでボランティアをした。
卒業まで続けたが、45年前になるのだ。

思い出話で、楽しいお酒を飲んだ。

2012年10月15日月曜日

山歩き

今日も天気がよいので、山へ行って来た。
その後の都合もあって、鍋割山止まり。

「山歩き」というところか。
花をたくさん見てきた。













これはフデリンドウ。
その他、トリカブト、センブリ、ホタルブクロ・・・。

ホタルブクロは地に接するように咲いていて、あれでは蛍さんが入れなかろうと思った。

2012年10月14日日曜日

学習会

今日は、月一回の学習会。
お菓子を食べながら、お茶を飲みながらの勉強会。

集まった人たちの生活の中から話題を拾う。
もちろん一応話題を用意はするのだけれど、たいがいは違う方へ行く。

今日も、欲求の話をしようと思っていたのだけれど違った。
もっと根本的なこと、を確認してもらった。

「この学習会は人間心理を論理的に理解し、論理的な対応を努力しましょう」ということを基本においていることの再確認だった。
何故か、臨床心理や教育の場では経験則が重要視される。

障害児教育を30年近くやってきました・・・ということが説得力になる。
そんな人は、養護学校へ行けばたくさんいる。

問題は、論理とその体験を検証をし続けた経験かということだ。
その経験を、論理的に体系づける論理を持ち得たかということが必要だ。

経験則には例外がある。
論理は例外を認めない。

一見、例外的に見えることも含めた論理でなければ正しいとはいえない。
人間の心理を例外なく説明できる論理、そんな学習会だった。

2012年10月13日土曜日

山登り

昨日のリベンジというほどのこともないが、山登りにいった。
標高1273mの鍋割山を経て、塔ノ岳1491mへ登ってきた。

お散歩というよりは、一応山登り。
昨日と同じ所へ車で上がっていったら、たくさん車が止まっていた。

私のすぐ後から、タクシーも2台来た。
さすがに今日は、歩き出してから車はこなかった。

その代わり、人はたくさんいた。
帰りがけに、山ガールの3人連れと一緒になった。

連れ合いが声をかけて、しばらく一緒に下った。
親切な連れ合いは「車へ誘ってあげようか」と相談してきた。

ひげ面のおじさんがいうと、問題になる。
生返事をして下りている内に、離れてしまった。

私たちの方が早かった。
いつも道理二人で降りてきて、今はビールを飲んでいる。

無事に降りてきた。
めでたし、めでたし。

2012年10月12日金曜日

乗り物

今日は、山へお散歩に行った。
林道は車が通れるようになっている。

だが、途中に立派な門がある。
ゴミが捨てられたことがあるためだ。

鍵を持っている人しか入れないようになっている。
つまり、そこから先は関係者しか自動車を使えない。

そんな山道を歩いていたらすぐ先に小型のシャベルカーが見えて、脇に別の大きな自動車が止まっていた。
きっと、林道整備の工事だろうと思った。

大型の車から降りた人が、シャベルカーに乗り込んで走り出した。
そんなことを見ていたら、歩いている後ろから自動車が来た。

私たちの横を通っていった車は、すぐにシャベルカーに追いついた。

シャベルカーは、道の真ん中を悠然と登っていった。
後ろに車を従えて。

一緒に工事をするということなのか、よく分からない光景であった。
私たちは天気があまり良くないので、それからすぐに帰り始めた。

それを今度はオートバイが抜いていった。
自然の中をゆったり散歩はずだったが、4輪駆動の自動車2台、シャベルカーにオートバイといろんな乗り物と出会った。。

2012年10月10日水曜日

THE BIG ISSUE Ⅲ

記事の中で、私が一番驚いたのはチーターの話。
「ノーンギシュの日々」滝田明日香というアフリカ在住の獣医師さんの書かれた記事だ。

「ノーンギシュ」とはマサイ語で「牛の好きな女」という意味だそうだ。
そういう名前を付けられるくらい、現地にとけ込んでいるのだろう。

さて、記事の中身は、チーターが減っているという話だ。
猫科の大型動物としては一番小さいのだそうな。

だから回りとの競争に不利らしい。
母親の飼育習性にも問題があるらしい。

この雑誌らしい内容だ。
競争に弱いところは、私も一緒だ。

2012年10月9日火曜日

THE BIG ISSUE Ⅱ

横浜で買って、読みながら帰った。
今日また、横浜へ行きの電車で読み終わった。

合わせて、2時間半くらいの時間だった。
全面広告の裏表紙まで入れて32ページ。

記事は、ホームレスに関わることが多い。
読者欄ももちろんある。

売っている人との会話を書いているのがあった。
そういえば、これを売っていたおじさんも饒舌だった。

物を買うということは、お金の受け渡しだけではなかった。
そういうことも教えてくれた。

2012年10月8日月曜日

近頃のⅡ

ついでにもう一つ。
ハザードランプの多用がある。

渋滞で追突よけに使ったり、割り込ませてもらってお礼の意味で使ったりはまだ良いとしよう。
それだって、全然ハザードではないのだけれど。

トラックなどが切り返しをしたりするときにつける。
あれはどっちに動くのだか全く分からない。

危ないから近寄るなというのかもしれない。
ウインカーとバックランプで動く方向を示すのが本来だ。

もっと困るのが、タクシーが止まっているときによく点けている。
左側のランプが見えないと、出てくるように見える。

往々にして、そのまま動き出したりもする。
動き出してから右ウインカーに換わる。

私が免許を取ったとき、教官から「タクシーは上手だから見習え」と言われた。
今や怖くて近寄れない。

世の中全体が、ハザード社会なのかとも思う。

2012年10月7日日曜日

近頃の

近頃の若い者は・・・
というようになると、それは老化の証だ。

そんなことはもちろん知っている。
だが、近頃の運転手はと思う。

特に思うのは、停止線というものを無視することだ。
停止線で止まらない人が多い。

元々、一時停止の停止線は無視されることが多かった。
最近は、信号の停止線を無視する車に度々出会う。

今日も、信号で止まっている私の横に並んだ車は停止線をまたいで止まった。
しかもその後、ジリジリと前に出る。

曲がってくる車がいたら通れなくなるということに思いが至っていない。
少しでも早くに、先へ行きたいという思いだけなのだろう。

歩行者が、赤信号を無視するのとは訳が違う。
歩行者は自分の身の安全を賭けて、前に出る。

停止線を無視する人が犯している安全は、他人の身だ。
そのうち、警察はもっと後ろに停止線を引くようになるだろう。

2012年10月6日土曜日

水族館

日本には、水族館が多い。
海辺にはもちろん、山の中にもある。

箱根山にあるのも有名だが、山梨県にもある。
山梨県立富士湧水の里水族館 だ。

淡水魚を多く集めている。
資料数が少ないのを、展示の工夫で補っている。

おもしろかったのは、水が展示してあったこと。
忍野八海の湧水だ。

手を入れて、いかに冷たいかを実感してもらうようになっていた。
なるほど冷たい。

しかも流れているから、長くは浸けていられない。
海豚のショウはないが、入場料400円は高くない。

ただし、平日はさけた方がいい。
小中学生が遠足に来る。

2012年10月4日木曜日

THE BIG ISSUE

話は聞いていたが、初めて買ってみた。
ご存知の方も多いと思うが、ホームレス支援の雑誌だ。

ホームレスの人が売っている。
一冊300円だが、売っている人には160円の収入となる。

160円を寄付してもらうのではなく、仕事をして収入を得ることが大事。
それが自立へつながる、という発想だ。

作る人、原稿を書く人たちはボランティア。
有名人がインタビューなど受けているが、無報酬。

イギリス発のホームレス支援事業だ。
私が買ったのは日本語版。

200号記念だった。
英語版の記事を翻訳したらしい部分と、日本独自の記事とがある。

声をかけた時に見えた、売っていたおじさんの嬉しそうな顔が印象的だった。

2012年10月3日水曜日

エレベーター

私の職場は15階建てのビルだから、エレベーターがある。
4台が動いている。

いつもはあまり気になることもなく、利用していた。
今日も、帰るために1階まで降りた。

乗っているのは私一人だった。
だが、その一人の私が降りようとすると、待っていた人が二人ぶつかるようにして乗り込んできた。

いつも利用している電車では、マナーが無いなーと感じることはたびたびあった。
だが、エレベーターでこういうことを感じたのは初めてだ。

ひと、一人降りるのを待てなかったのか。
それも、県民センターのような場所で・・・。

イライラしている人が増えているのだろうか。
たとえば1号機の表示を「初号機」などとしてくれると和むと思うのだが。

2012年10月1日月曜日

散歩

今日は散歩に出かけた。
後ろ沢乗っ越しという峠だ。

我が家から、山へ車で20分くらいはいる。
駐車場に車を置いて歩き出す。

1時間少々のお散歩。
後ろ沢乗っ越しという峠までいった。

もう1時間ほど歩くと鍋割山へ着くのだけれど、今日はここまで。
今日もラーメンを作って食べた。

今日は一応、Epiガスを持っていってお湯を沸かした。
いい年をして、オママゴトみたいだった。

場所を知りたい人はこちら。
https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja
Gooogleは山に弱い。
コンピュータばかりいじくっていないで、たまにはこういうところへくれば鬱病も減るだろうに。

帰りがけにホトトギスが咲いているのを見かけた。

  ほととぎす 咲きつる方を 眺むれば
              それ立ち待ちの 月ぞ今宵は

こういうことを書いている人間は、鬱病にならない。