2012年12月31日月曜日

有り難うございました

本年も、拙いブログにおつき合いいただきまして、ありがとうございました。
ここ、北海道で地吹雪の音を聞きながら、これを書いております。

今年は、60余年の私の人生の中でも、格別に多くのことがあった年でした。
まるでジェットコースターのように、あっちへ行き、こっちへ行きました。

退職したときには、これからは落ち着いて・・・などと考えていたことがまるで嘘のようです。
その分、周囲の方へは多分にご迷惑をおかけしてきました。

申し訳ございません。
本人は「ワー」の「ヒャー」の言いながら、時々を楽しんでこれました。

これからも、まだしばらくは落ち着かない生活が続くようです。
来年以降も、おつき合いよろしくお願いいたします。

ではごめんを被りまして、北海道の刺身で年越しをいたします。

2012年12月30日日曜日

食べましたⅣ

地元の手作り品を売っている「アンテナショップ」へ行って来ました。
店の名前は「CO CO A」

小さなお店の中には、おもちゃから手芸品までたくさんの物が並んでいました。
面白かったのは、棚ごとに小瓶があること。

ほしい物がある人は、その小瓶に自分でお金を入れる仕組みでした。
誰さんの何がいくつ売れて、という面倒な計算をしなくてすむということでしょうか。

場所を工夫して、軽食もできるようになっていました。
買ったのはこれ。













「昆布クッキー」
確かに日高の名産です。

形も、海で揺らいでいる昆布のイメージなのだと思います。
バターを使い、添加物は使わない美味しいクッキーでした。

2012年12月29日土曜日

凍りましたⅡ

今度は洗濯機です。
正確に書けば、洗濯機への配管です。

町で用意してくれたのは全自動なので、スイッチひとつ。
気がつくと動いていない。

何度か試してみて、水が流れていないことに気がついた。
洗濯機が置いてあるのは、風呂場。

普段使わずに、閉めきりにしてある。
風呂は町営の日帰り温泉を使っている。

それがいけなかったのかもしれない。
洗濯機へ繋がるホースを外してみた。

ホース自体がジャリジャリいう。
中で凍っているのだ。

仕方がないので、ストーブの上に乗っているヤカンを持ってきてお湯をかけた。
ホースは簡単に溶けて水が出てきた。

蛇口の方も凍っている。
そこへもお湯をかけたが、こちらは簡単ではなかった。

蛇口のあたりは暖まったが、それでも水は出てこない。
どうもその先も凍っているようだ。

そこは一応断熱材が巻いてあって、役所の説明ではそこまでは凍らないという説明だった。
「あってはならないこと」だ。

しかも、役所は年末休暇だ。
そうはいっても、現実が優先する。

隔靴掻痒というが、断熱材の上からお湯をかけ昼を待った。
天気予報では最高気温は零下1度。

居間との境をあけて、暖房を強くした。
無事?11時頃には開通した。

清潔な衣服で正月が迎えられそうだ。

2012年12月28日金曜日

乗りました

以前にも書いたが、時々乗馬に行っている。
町営の施設で安く乗れる。

そこが年末年始の関係で、一般乗馬はお休みになってしまった。
ここは馬の町だから、ほかにも乗れる施設がある。

その代わり、観光的で勉強には向かない。
お楽しみ乗馬というわけだ。

お楽しみだから、野外へ出る。
雪景色の中を歩いてきた。

初めは寒かったが、そのうち慣れた。
ふくらはぎには、馬の暖かみも伝わってきた。

終わった後、名刺をくれた。













種類の「アパルーサ」というのはアメリカインディアンが乗っていた種類だと教えてもらった。
なるほど西部劇が似合いそうな斑点のある馬だ。

次に乗るときには、弓矢を持ってゆこう。
性別の「セン」というのは、去勢された男の子。

可哀想だがおとなしくなるので、観光用の男の子はほとんど同じ運命だとか。
結局、少しは勉強にもなった。

2012年12月27日木曜日

履きました

雪が降り始めて、短靴は履いていない。
地元の人は平気ではいている。

靴屋さんには、積雪時用のバスケットシューズのようなのもおいてあった。
私は、長靴と防寒靴。

長靴は遠野で買ったので、裏の凸凹が深いようだ。
防寒靴は編み上げで、中がフェルト状になっている。

表面もざらついていて、雪がよくつく。
靴の裏に金具が付いているのが気に入って、選んだ物だ。

蝶番になっていて、畳むと靴底から少し出る。
アイゼンのようで、滑り止めになる。

とはいえ、それでも滑るときは滑る。
滑らないようにと考えると、がに股になる。

雪が無くなっても、元に戻らないかもしれない。

2012年12月26日水曜日

聞かれました

今居る家から100m位の所に喫茶店があります。
大きな道路から少し奥へ入ったところです。

日月火水と、週4日しか営業しないお店です。
入ってみました。

のれんは出ていたのですが、普通のおうちのようでした。
靴を脱いで、上がりました。

幸いクリームを塗らされたり、山猫が出てきたりということはありませんでした。
主婦が、趣味と実益をかねて始めたようなお店でした。

レモンシフォンとココアをお願いしました。
その奥様に聞かれました。

「この町の人では、ないですよね」
いきなりばれてしまいました。

そういうことが、すぐ分かる土地なのですね。
地元のことを色々聞かせてもらいました。

ココアは、クリームが丁寧にホイップされていて暖まりました。
歩いてゆける喫茶店がある、ここは都会です。

2012年12月25日火曜日

凍りました

昨日も書きましたが、ここ数日ずいぶん冷え込んできています。
ホワイトクリスマスは、ここでは当たり前のようです。

冷えて困るのは自動車もそうです。
朝、雪だるま状況になっています。

仮住まいなので、ガレージなどのしゃれた設備はありません。
せめてと思い、フロントガラスにシートをかけています。

粉雪なので、箒で掃くと雪は落ちます。
それからシートを剥がすと、薄く凍っている部分が取れるという仕掛けです。

もちろん、ドアも凍っています。
開けるのは、それなりに大変です。

ところが今日はそれだけではすみませんでした。
ガラスの内側が凍っていました。

氷を剥がすスクレーパー、内側から使うのは初めてでした。

2012年12月24日月曜日

歩きました

昨日は雪が降りましたが、今日は朝からいい天気。
気温もぐんぐん下がりました。

晴れた朝ほど寒いのは、関東地方も北海道も同じ。
寒さの程度は違いますが。

その寒さの中、散歩に行きました。
ほとんど毎日散歩はしています。

でないと、運動不足になります。
公園になっている裏の山や、町中へも出ます。

今日は歩きにくい日でした。
以前からの雪は、一度解けて氷になっています。

根雪といいますが、根氷です。
その上に、昨日降った雪がこれも凍って積もっています。

根氷が凸凹していてくれるとまだ良いのですが、一度解けていますから平らになっている所もあります。
その上にうっすら雪が積もっています。

足を乗せると、滑ります。
私はまだ転ぶところまで行っていませんが、お年寄りには危なそうです。

先日見た、車道を歩く人の気持ちが分かります。
先が四つに分かれた杖がありますが、ほしいと思いました。

2012年12月23日日曜日

買いました

国道を海の方へ入ったところに、パン屋さんがある。
町内ではめづらしい、手作りパン屋だ。

「ぱんぱかぱん」という、競馬のファンファーレのような名前だ。
当地には似つかわしい。

店は広くないが、可愛らしい小物も売っている。
ひっきりなしに、お客さんが入ってきている。

奥ではイスとテーブルもあり、海を見ながらパンを食べられる。
サンドイッチを買って食べた。

冬の海はいまいちだったが、パンは美味しかった。
お八つ用にメロンパンを買って帰った。

これも美味しかった。

2012年12月22日土曜日

食べましたⅢ

「たこまんま」というのが、スーパーの鮮魚売り場に並んでいた。
白くて、10センチほどの丸い物がラップされていた。

調べてみたら、たこの卵と分かった。
醤油漬けなどにして、食べるらしい。

その後「たこまんまかまぼこ」という看板を見つけた。
国道脇のお店だった。

入ってみると、普通の魚屋さんではなく漁師さんがやっている直売店のよう。
大漁旗などが飾ってある。

ほしいなら今から焼くが、ここで食べてゆくのか持ち帰るのかと聞かれた。
焼きたての方が美味しいといわれて、そこで食べることにする。

店の一部に小上がりがあって、ご主人らしい人がこたつに当たっている。
その向こうには、釣り竿などがおいてある。

奥さんらしい人がフライパンで焼いて出してくれた物は、ふわっとしたオムレツのよう。
おそらく、魚のすり身と混ぜてあるのだろう。

普通の蒲鉾よりずっと甘い。
その分、たこの味が強くはなかった。

お上品な味だった。
わさび醤油も出してくれて、それで食べるとおつまみ風。

炊きたてご飯、あるいは日本酒がほしくなる。
この時期しかないそうだ。

残念ながら、お土産にはなりそうもない。

2012年12月21日金曜日

拾いました

いつもは裏の山へ散歩に行っているのだが、今日は海へ行ってみた。
10分ほど歩いて、国道と鉄道を越える。

漁師らしい家の間を抜けると海辺へ出る。
冬の浜辺も、風がなければそう寒くない。

浜の3/2ほどは雪で白い。
波打ち際は、黒い砂浜。

白いカモメと、黒いカラスが飛び交っている。
喧嘩するでもなく、群れている。

小さな漁船と昆布の干場も雪をかぶっている。
啄木ならピストルを掘り出すところだが、私にはそんな才能はない。

代わりに見つけたのは、漁網の浮きらしいガラス玉。














一本、赤い糸が使われている。
こういう才能も私にはない。

冬の海辺の記念品だ。

2012年12月20日木曜日

走りましたⅡ

海を望む丘の上に「ファミリースポーツセンター」という施設がある。
町立の体育館だ。

トレーニング室があり、無料で使える。
買い物のついでに寄り道してみた。

いわゆるトレーニングマシンというのが並んでいる。
バーベルを持ち上げるような、野蛮なことは私はしない。

昔ながらの肋木というのがあった。
今は鉄製だ。

これに捕まって懸垂をしてみた。
2回ほどで顎が上がった。

昔日の面影はない。
それでも腰痛予防にしばらくぶら下がっていた。

一番大きな機械は、ランニングマシンだ。
使ったことがないので、スイッチを入れてみた。

歩くというよりは、歩かされている感じがした。
スピードを上げて、走る速度にしてもみた。

後ろに蹴って前に進むというより、飛び上がっている内にベルトが動くと行った案配だ。
良いところは、よそ見ができること。

目の前は海。
ちょっと良い気分だった。

20分ほどいたが、その間ほかには誰も来なかった。
贅沢なスポーツジムだ。

2012年12月19日水曜日

走りました

車を走らせました。
雪道を、です。

東北でも走りましたが、こちらの雪はまた違う。
上から降ってはこない。

雪の温度が低く、しかも細かい。
サラサラしている。

風がその雪を巻き上げる。
路面上を、雪が走っている。

その下の雪は、夜の内に凍っている。
表面は平らでも、下の氷がでこぼこしている。

そのでこぼこで、不意に路面から突き上げられる。
いつもよりきつめにハンドルを持って、進路を曲げられないようにして走った。

後は定速運転だ。
地元民からは低速運転と思われたらしい。

何台もが追い越していった。
気がついたらパトカーが後ろにいた。

さすがに彼は追い越ししてゆかなかった。

2012年12月18日火曜日

行きました

朝方は雨でした。
午後から上がったので、近くの公園へ行って来ました。

家の前を少し行くとトンネルがあり、隣街へつながっています。
それを街とは反対側へ行くと散歩コースがあり、トンネルの上へ出ます。

町営墓地にもなっています。
お寺のとは違って、明るい感じがします。

さらに海の方へ行くと公園になっていて「常磐公園」といいます。
丘の上なので、遠くに日高山脈が見えます。













雪の上には、鹿や兎の足跡、イノシシの通ったらしい跡なども見えました。
自然と繋がっている街なのだと思いました。

公園を縦断するようにして、海に近い道から下りました。
1時間ほどの散歩でした。

2012年12月17日月曜日

食べましたⅡ

今度は、自分でお金を出して買って食べました。
「いももち」です。

北海道の郷土料理ということになっています。
スーパーで普通に売られています。

馬鈴薯に片栗粉を加えて、餅風の食感にした物らしい。
5㎝くらいの平べったい太鼓状の団子が3つ串に刺さっていた。

甘辛いたれが付いて、芋味みたらし団子というか。
和風ニョッキというか。

調べたら、高知、和歌山、岐阜などにも同じ名前の食べ物があるという。
ただし、芋も作り方も違う。

和歌山県では日高郡にあるそうだから、別の繋がりもあるかもしれない。

2012年12月16日日曜日

覗きました

町のメインストリートに面して、大きな商業施設があります。
そこに空きスペースがあるのですが、今日は催し物をしていました。

「刑務所作業製品展」
覗いてきました。

出所後の生活に備えて、家具などを作っていることは知っていました。
技術を持っていないと生活ができない。

生活ができないと法を犯す。
そういうことの対策と、いくらかでも現金を持って退所させようということのためとか聞いたことがあります。

思ったより、色々な物がありました。
家具などの木製品のほか、靴などの革製品、飾り物などがありました。

面白かったのは、繊維関係で厚手の前掛けがありました。
酒屋さんなどが使うあれです。

薪ストーブやバーベキューコンロなどもありました。
どれも市販品より安い割には、ガッチリしているように見えます。

こちらへ永住しているなら、買いたくなるようなものがいくつもありました。
我慢をして、桐のまな板と木のおもちゃを買いました。

カタログもあったので帰宅してから見ると、お神輿も載っていました。
ちなみに網走だけでなく、全国各地の刑務所でできた物が並んでいましたよ。

2012年12月15日土曜日

見ました

とっても怖い物を見ました。
昨日少し雪が降って、それでも、車道は除雪がされていました。

歩道は、雪かきがされているところと、されていないところと斑です。
北海道の車道は広く作ってあり、そこに雪が積まれることになっています。

今日は比較的暖かで、車の通るところは完全に雪のない状態でした。
そこを一人の老婆が歩いていました。

「歩道は歩きにくいから・・・」
少し離れていた私にも聞き取れるくらいのつぶやきでした。

後ろから来る車は、しっかりよけて通ってゆきます。
それは無視して、おばあさんは車道を歩いてゆきます。

彼女がどこへ行きたかったのかは分かりません。

2012年12月14日金曜日

頂きましたⅡ

話は前後になるが、鹿肉も頂いた。
アイヌの方からだ。

アイヌの方のお店があると本に出ていたので、行ってみた。
お店ではなかった。

工房だった。
私より年上だろう人がやっていた。

伝統的な品物を作っているという話だった。
甥御さんが販売の方はやっているらしかった。

使っている小刀を見せてもらった。
刃渡りが25㎝ほど。

山用にしては薄い印象だ。
鞘や柄に模様が掘ってある。

鱗模様だと話してくれた。
普通、この手の鞘は薄い板を刃が入るように彫り込んで2枚をあわせる。

これは、一本の木を3方から彫り込んで作るという話だった。
抜け落ちない工夫もしてある。

ほかにも色々な話をしているうちに、鹿肉を食べるか聞かれた。
何度か食べたと返事をした。

「私はすね肉が好きで・・・」と言いながら、傍らのビニール袋から肉をひとかたまり出した。
アメリカンドッグほどの肉を、さきほどの小刀で厚切りにした。

ほとんど脂身の所がない。
一度煮て血を抜き、それから味を付けてもう一度煮るのだと話してくれた。

柔らかく、それでいて鹿の味がしっかりした。
連れ合いと二人で食べてしまった。

帰りがけに、いくつもの固まりを包んでくれた。
我々は、薄切りにして食べた。

一つで充分夕食のメインディシュになる。

2012年12月13日木曜日

頂きました

今日のお昼は、ラーメンと餃子。
当地の名物紹介の中に、黒餃子というのがあった。

名物の昆布を入れた餃子という。
確かに黒い。

「醤油を使わずに、酢とラー油だけで食べてください」とご主人は言う。
なるほど、昆布の味がする。

皮にも、具にも昆布が入っているそうな。
今時の薄い皮でなく、厚めの皮が良い。

我々が体験移住者と知って、色々話を聞かせてくれた。
近くの森にフクロウが居て、見れると教えてくれた。

食べ終わって店を出ると、ご主人が追いかけてきた。
「これ食べてください」といって新聞紙の包みを渡された。

「今朝ゆでた毛ガニです、そのまま食べられますから」
その後スーパーで値段を見たら、ラーメン代より高かった。

2012年12月12日水曜日

入れました

清き?一票を投じてきました。
こちらにいるので、今回は初めての棄権かと覚悟をしていました。

しかし、船乗りや南極の越冬隊員も投票できると聞いた。
選挙管理委員会へ問い合わせたところ、投票用紙の請求書を出せとのこと。

公示日に手続きしていれば余裕があったが、今からでは間に合うか心許なかった。
だが、今日、夕方投票用紙が届いた。

早速町の投票所へ行き投票してきた。
同封されてきた2重の封筒に入れ、係りの人に渡した。

「こちらで送っておきます」とにっこり受理された。
初めの郵送費だけこちら持ち。

後は簡易書留と速達で来たり、行ったり。
全部税金だ。

投票率を上げるのに、こんな努力がされていることを初めて知った。
だからというわけではないが、みなさんも投票へは行ってくださいね。

2012年12月11日火曜日

会いました

餅つきの話はこれで終わらなかった。
餅なだけによく粘る。

今日、二人で散歩をしていると、車が停まった。
窓から顔を出して、連れ合いに声をかけてきた。

「一昨日は、餅つきに来ていただいてありがとうございました」
お礼を言うのは本来こちらだ。

その時に話した人らしい。
こちらもお礼を言った。

早くも知り合いができたわけだ。
嬉しくもあり「悪いことはできないぞ」という思いもあった。

2012年12月10日月曜日

跳びました

昨日、雑煮をごちそうになった話を書いた。
食べ終わって、すぐに帰ったわけではない。

その後、「縄跳び大会」があった。
幼児から小学生までが参加だ。

1学年10人くらいだった。
学年別に前に出て、ヨーイ・スタートで一斉に始める。

始める前に会長さんや校長先生が跳んだ。
笑いが出て、和やかだ。

子どもたちは数回で止まってしまう子もいるし、延々と飛んでいる子もいる。
みんな真剣だ。

学年毎に一番跳べた子は優勝で、商品をもらっていた。
そういう意味では競争なのだが、みな楽しげだった。

むしろ、地域全体で子供の成長を見ているという感じだ。
それでも、毎年子どもの人数は少なくなると聞いた。

我慢強い人間が、少なくなっていく気がする。

2012年12月9日日曜日

食べました

先日近所を散歩していたら「ふれあい会館」という町の施設があった。
中を覗いて話を聞いた。

学童保育を中心にして、公民館的なこともする施設だという。
「体験移住できています」と自己紹介をした。

「9日にはお餅つきをするので来てください」と誘われた。
昼頃、のこのこ行って来ました。

小学校の体育館を小さくしたという感じの部屋に、大勢の人がいる。
テーブルを並べて、緑の餅を食べている。

知っている人は誰もいないので、おそるおそる入っていった。
餅を配っている人が「そこがあいているので座ってください」と声をかけてくれる。

座ってコートを脱ぐ暇もなく、餅を取ってくれる、雑煮がくる。
黙って食べるのも気が引けるので、「体験移住できています」とまた自己紹介した。

「そうですか、でどちらから・・・」
おじさんたちと話をしながら餅、雑煮、漬け物をご馳走になった。

全然違和感がない。
会費もない。

緑色の餅は、緑の黄粉まぶしだった。
雑煮は、キノコの味がしておいしかった。

この地域の特徴だろうか、誰でも仲良し。
改めて、良いところへ来たと思った。

2012年12月8日土曜日

積もりました

麻雀好きなら嬉しいところですね。
残念ながら牌ではなくて、雪です。

朝起きると銀世界でした。
降ってはいませんでしたが、家の前の道路は真っ白。

前の日に自動車のフロントガラスにカバーを掛けておいて正解でした。
それを剥がして、箒で雪を落とす。

風がないので、寒さはあまり感じませんでした。
運転することの方が、震えます。

まだ誰も通っていない道へ、車を出すのは勇気がいりました。
本通りへ出るのに、一時停止すると早速ABSが効きました。

ブレーキがロックして滑ると、サポートしてくれるあれです。
北海道は速度制限を無視する車が多いのですが、さすがに今日はみなさん慎重。

合流なども、十分待ってから出てきます。
こういうところで生活していると、忍耐強くなる気がします。

待つことが平気になります。
それでも、降り始めは事故が多いと聞いています。

地元の人でも、慣れるのに時間がかかるようです。
慣れない私は、なお慎重に行きましょう。

忍耐強くにも成れると良いなと思っています。

2012年12月7日金曜日

揺れました

昼間雪の中を散歩に行ったので、そのことをここに書こうとPCを立ち上げたところだった。
震度4でした。

仮住まいの身で、倒れそうな物は冷蔵庫。
PCのすぐ傍にある。

立ち上がって離れた。
ストーブは給排気校がついているので倒れにくそうだが、一応消した。

乗っている鍋の中で揺れているお湯が見えた。
蓋がガラスなのだ。

揺れが収まりかけたとき、これで収まるのかと心配がよぎった。
これは余震で、さらに本格的に来たらかなり危険だと思った。

次には、津波の心配をした。
ここは割に海に近い。

標高もそれほど無い。
幸い、心配だけですんだ。

昼間雪が降って、積もっている。
暗い中、被害が出るような地震に襲われたらどうしたらよいだろうか。

月曜になったら、役場の人に確認しておこう。

2012年12月6日木曜日

付けました

自動車の後ろのワイパーが壊れていた。
こちらへ来る前からだったらしい。

新しいワイパーブレードを付けてもらった。
「冬用しかないですけど良いですか」と店員がいう。

どう違うのかと聞いたら、ゴムで覆われているという。
値段が倍くらいするともいわれた。

無いと困るので、つけてもらった。
なるほど、窓をこするところ全体にゴムがかぶせてある。

ガラスをこするところは同じように見えた。
だからでもないだろうが、午後から大荒れの天気になった。

6時頃買い物に出たが、吹雪いていた。
国道が一部通行止めになっていた。

又停電になった地域もあるらしい。
音楽を聴きに行くつもりだったが、止めて帰ってきた。

どんなに優秀なワイパーブレードがあっても、歯が立ちそうにない。

2012年12月5日水曜日

降りましたⅡ

今朝は雪でした。
今までも、何度か降ってはいました。

まだ本格的ではなさそうで、草むらが白くなった程度です。
近くに生協のお店があります。

そこまで歩いて行って来ました。
「宗八カレイ」というのを買ってきました。

手のひらより少し大きめで、50円。
夕食に、二人で分けて食べました。

おいしかったです。

2012年12月4日火曜日

降りました

今日は一日、雨降りでした。
おかげで暖かい一日でした。

明日の朝は、車を動かす予定がないから良いようなもの。
道路はきっと凍り付いている。

雪より始末が悪い。
今日の内に、図書館へ行って本を借りてきた。

DVDも2本借りてきた。
これでしばらくは籠城できる。

というのは大げさで、昼間は動ける。
早く雪が降ってほしい。

2012年12月3日月曜日

入りました

今日はお風呂に入りました。
家のお風呂ではありません。

日帰り温泉です。
町立の施設に、お風呂が付いています。

500円なのだが、回数券を買って、実質300円くらいで入れた。
銭湯より安い、なおかつ温泉。

大きなお風呂に、ゆっくり浸かった。
遠くに山並み。

旅行気分だ?
芯まで温まって、ほんわかと寝よう。



2012年12月2日日曜日

見てきました

オオワシです。
翼を広げると2m以上にもなるそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%AF%E3%82%B7
博物館主催の観察会がありました。
朝9時集合。

車のウインドウについている氷を掻き落として、家を出ました。
地元探鳥会の方が説明役です。

博物館では双眼鏡を参加者に貸し出してくれた他、バスまで用意してくれました。
近くの川沿いに見えるということでした。

居ました。
見えました。

成鳥の肩が白く、慣れると見つけやすかった。
双眼鏡でも見たが、飛んでいるところは迫力があった。

一本の木に5~6羽が止まっていて、鷲の成る木みたいだった。
その他、ダイサギなども居たが、こちらは神奈川でも見ていたので感激は薄い。

そういう意味では、カラスはかわいそうだ。
カラスなりに一生懸命生きているのに。

2012年12月1日土曜日

音楽会

「フォーク・ジャンボリー」という音楽会があって聞いてきた。
東日本大震災被災者の応援音楽会だ。

入り口で、寄付を集めていた。
入場自体は無料だった。

道内各地から5つのアマチアグループが参加している。
会場は文化会館の研修室。

照明、音響などもそろえて、頑張っていた。
100人くらいの部屋だったが、開場直前になって椅子が増やされた。

歌は、ほとんどが昔のフォークソング。
歌う方もおじさんばかりかと思いきや、若い出演者が半分くらい。

若い人が、今の歌ではなく、70~80年代の歌を歌うことに驚いた。
あまりヒットしたとはいえないような歌も混じっていた。

今時のとんがった歌ではなく、手作り感のある歌が多かった。
歌詞を聴いていて感じたことは二つ。

おそらく30~40歳くらいのはずなのに、人生を振り返っている話が多い。
青春=人生は終わったみたいな歌詞だ。

たとえばアリス「遠くで汽笛を聞きながら」
そういえば吉田拓郎の「落陽」に私たちがこちらへ来るのに利用したフェリーも出てきて驚いた。

もう一つは恋愛の歌。
なぜか振られるのは男ばかり。


たとえば「22歳の別れ」
そういう時代だったのだと今改めて思う。

2012年11月30日金曜日

乗馬

馬に乗ってきました。
もちろん、初めからウマくはゆかない。

今まで7回ほど乗っているが、とぎれとぎれで上達というほどのことはなかった。
初めて乗ったのは20年以上前になる。

それからずーっとそんな余裕もなく過ぎ、去年の秋から冬にかけて5回乗った。
最後に乗ったのが、今年の秋。

色々なところで、体験してきた。
半分は、野原を歩いて回る。

おもしろいが、独り立ちには繋がらない。
半分は、馬場の中での練習。

こちらは勉強だ。
用意してもらった馬に乗って、グルグル歩くのは簡単だ。

「軽速歩」というのが難しい。
馬の体が上下する。

それに合わせてこちらも立ったり座ったりする。
それがなかなか合わない。

これが上手にできると「体験」ではなく「教室」に入れる。
65過ぎると年齢制限で入れないといわれた。

頑張ります。

2012年11月29日木曜日

図書館

町の図書館へ行って来た。
人口の割には、収蔵冊数が多い。

CDなどは、私の市より多い気がする。
DVDなどは一人2点までだが、本は何冊でも貸してくれる。

バーチャル住民の私にも図書カードを作ってくれる。
これで貸り出しOK。

さっそく、雑誌とDVDを借りた。
雑誌には北海道のおいしい物が出ていた。

DVDは盲導犬の話だ。
押しつけがましくなく、犬がかわいい良い映画だった。


2012年11月28日水曜日

太平

今まで、直接お会いできていた人には北海道へ行くという話をしてきた。
知らずにこれを読んでくださっている人は、驚いているのかもしれない。

うまいものと馬を求めてきたとご理解ください。
その北海道、昨日は大荒れだったらしい。

私の車の話ではない。
ニュースではずいぶん騒がれている。

未だに停電が続いている地区もあると聞く。
速やかな復旧を願っている。

確かに良い天気ではなかったし、寒かった。
ハイセイコーの銅像もひっくり返ったそうだ。

だが私の周囲は特段困らなかった。
いや、私は困らなかったと書き直そう。

一瞬だが、停電にもなった。
ストーブは止まった。

だがすぐに復旧した。
図書館へ行き本とDVDなどを借りてきた。

夜には、乗馬教室を見学してきた。
私の周囲は、いつも太平だ。

2012年11月27日火曜日

さっそく、上げました

お笑い芸人なら「あげましておめでとう」とかいうのだろうけれど。
上がったのはバッテリー。

午前中に自動車で買い物に出かけ、駐車場が暗かったのでライトを点けた。
そのまま帰ってきて、そのままエンジンを切った。

午後になって、また出かけようとしたらウンともスンともいわない。
こういうときに頼りになるのは、役場のお兄さん。

早速電話をすると、30分も待たずに来てくれた。
しかも、大きめの自動車を持つ友人と一緒に。

確かに「困ったことがあったら何でも言ってきてくださいね」とは言っていた。
だが冷静になって考えると、本来はJAFに連絡するのが筋だと思う。

深い感謝と反省の次第だ。

2012年11月26日月曜日

到着

関東地方は荒れていると、今ニュースで見た。
私たちの旅は順調だった。

フェリーは機械の振動程度で、ほとんど揺れなかった。
船内のお風呂にゆっくり浸かった。

夜も朝も、ビュッフェで食べ放題。
ピアノとチェロの生演奏なども楽しんだ。

船から下りると、さすがに苫小牧は冬だった。
道路は濡れている程度だったが、植え込みには雪が見えた。

浦河へ向けて、自動車専用道路を走る。
北海道らしく長い直線の道路。

前にも、後ろにもほかの自動車が見えない。
周囲がいくらかかすんで、さながら独り無人の野を行くよう。

知らない内に、アクセルに力が入っている。
とたんに隣から声が掛かる「スピード出し過ぎ」

車の中は、無人ではなかった。
無事に到着して、町役場の人に説明を聞く。

家に案内をしてもらい、鍵を受け取った。
明日は荷物をほどいて周囲を探検に行く予定だが、予報では雪が降るらしい。

ノーテンキとはゆかないようだ。

2012年11月25日日曜日

北上

朝、4時半に起きた。
5時には出発した。

まだ暗く、星がきれいだった。
目指すは北。

あの星のむこうだ・・・
そう大げさになる必要はないか。

東名を走っていると、先がだんだん明るくなる。
なるほど、東から日は昇るのかと納得する。

東北道に入って、一安心。
SAでコーヒーを買う。

順調に来て、今は仙台。
市内でお昼を食べた。

場外市場というところだ。
道の駅の大きな感じ、といえばよいのだろうか。

野菜や魚が安い。
有頭エビが二匹で350円也。

簡単に焼いてあるだけだが、美味しかった。















青葉城で伊達政宗公にお会いして、今はフェリーの待合室。

船にはお風呂もあるというからそれに入って、早めに寝よう。
起きれば、北海道だ。

2012年11月24日土曜日

前夜

いよいよ、明日出発だ。
荷物を、車に積み込んだ。

古い「デミオ」だが、偉大だ。
後方視界も何とか確保した。

布団を圧縮袋に入れたのが良かった。
その他に、大きなトランク1,鞄2,段ボールが大小5,籠1,・・・

積み込んだ後、用事で2時間ほど走った。
さすがに重い。

だが、新しい生活に向かって気は軽い。

2012年11月23日金曜日

荷物

さて、いよいよ北海道だ。
出発は明日だ、準備をしなくてはならない。

期間は1年間。
家と家具はついている。

冷蔵庫とか洗濯機もあるはずだ。
必要なのは布団。

後は衣類と食品。
欠かせないのがPC。

と考えてみても、持って行かないものの法が圧倒的に多い。
仮住まいなのだから、当たり前なのか。

そうではないようだ。
必要ない物を、使用しない物をなんと大量に抱えていることか。

例えばPC。
我が家には4台ある。

持って行くのは2代だけ。
その他に古いワープロも2台ある。

最近、古いPC3台始末した。
それでもこれだけ残っているのだ。

衣類、本、使わなくても捨てられない。
「愛着があって」「思い出が」「いつか使うかも」・・・

人間は、記憶の生き物だ。
人生の記憶の繋がりの果てが、今の私なのだ。

そんな私が、一番の不要品か。

2012年11月21日水曜日

漫画館復活。

石巻市に、石ノ森漫画館がある。
石ノ森正太郎関係の博物館だ。

昨年暮れ、縁があって石巻市に何度か行った。
石巻市も、震災の被害を大きく受けている。

カウンセリング関係のボランティアに行った。
石巻駅周辺には「サイボーグ009」の人形がたくさんあった。

近くの河原に博物館があるのを知った。
http://www.man-bow.com/manga/
当然被害を受けていて、休館していた。
それが、再開したと聞いた。

実は、私は彼のファンなのだ。
初期の頃の全集を持っている。

「ジュン」は初版と改訂版と両方持っている。
近い内に、是非行って来たい。

2012年11月19日月曜日

成長

今日、娘は帰っていった。
孫も、一緒に帰った。

あたりまえか?
あっという間の4週間だったといえる。

言えるのは、私が爺だからだ。
孫からすれば、そうでもないのだろう。

記憶に残るのかは、微妙なところだ。
確かなことは、この間、孫は成長したということだ。

成田であったときの彼女は、外界と自分との区別が付いていないようであった。
それがこの間に、目標を追って動くようになった。

つまり、自分と、外界を区別し始めた。
その動きは、あまり上手とは言えないが。

確実に自他を区別している。
つまり、自意識を持ち始めているといえる。

そういう現場に、居合わせたことは幸せだ。
そういう意味で、この爺も一寸は成長することができた。

2012年11月17日土曜日

アウトレット

正式には「御殿場プレミアム・アウトレット」というらしい。
伊豆の帰りに寄ってきた。

娘の希望だ。
爺・婆には用がない。

始めていったが、アメリカでは同じようなところがたくさんあった。
ショッピングモールだ。

むしろアメリカにいた頃、日本のショッピングモールとどうしてこう雰囲気が違うのだろうと考えていた。
歩いていて、楽しいのだ。

買い物しなくても、ブラブラするだけで楽しい。
その中に、知ったブランドなどがあったりするとそれだけで嬉しくなったりする。

きっと品物だけではなく、夢も売っているからなのだろう。
私はなにも買わなかったが、連れ合いは2点お買い上げだ。

2012年11月14日水曜日

10月桜

今日は、宿の近くをフラフラ。
桜が咲いているというので、見に行った。










「10月桜」というそうだ。
桜はバラの仲間だから、四季咲きがあっても不思議ではない。

有名な「河津桜」初め、伊豆には早咲きの桜が多い。
ほとんど1年中、何かしら桜が咲いていると聞く。

だが、遅咲きの桜というのはないらしい。
5月から9月にかけては花がないと説明されていた。

この私に花が咲くことは、もうないということか。


2012年11月13日火曜日

入江長八

昨日、伊豆にある友人の別荘を訪ねた。
その流れで、伊豆に宿を取った。

孫もいるので、こちらはこちらで泊まったわけだ。
アメリカへ帰る前に、娘とおいしい魚を食べようという魂胆もあった。

昼間はすることもないので、有名な長八の鏝絵を見に行った。
すごかった。

代表作は「八方にらみの龍」
夏には「八方にらみの鳳凰図」も見た。

あれは、世界的に有名な北斎の絵だ。
こちらは、ここへきてやっと県の文化財に指定された、職人が描いた絵だ。

少しだが「龍」の方が早い。
しかも、いろんな仕掛けなある絵だ。

朝日、夕日で違ったり、片方からだけ色が見えたり・・・
鏝絵は凹凸がある。

それをうまく利用しているのだろう。
科学的に分析しても、再現はできないのだそうだ。

さらにそれを描き出す技は、その人だけが持つものだ。
左官業全体が衰退している現在、貴重な文化遺産だ。

詳しくはこちら
http://www.chouhachi-mh.com/contents2.html
伊豆へ行ったら、足を延ばして是非行ってください。

眼福でした。

2012年11月12日月曜日

水平線

今日は、友だちに会った。
一緒に、カウンセリングを学んだ仲間だ。

仲間内で、彼と私は同じ歳。
始めたのも、ほとんど一緒。

だが、彼は社長さん。
元が付くけれど。

彼が東京の真ん中にある事務所を、勉強会の会場に提供してくれた。
最近はご無沙汰してしまっているけれど、多くの学びと多くの友を得た。

仕事を辞めた今は、伊豆の別荘へ通っては、自家用ボートで釣り三昧の日々。
以前、乗せてもらったことがある。

途中まで来た私を誘導しに来た彼の車は、黒塗りのベンツ。
私の方は、アチコチぶつけた初代のデミオ。

私だけではない。
娘も世話になった。

だが、上下の関係にはならない。
ほかの仲間や師匠も含めて、水平関係。

いつも、気持ちよいつき合いが続いている。
ボートから見る水平線のように。

上下左右

今日は、東京さ行って来た。
認定カウンセリング会の研修会だ。

資格を維持するための、ポイント稼ぎ。
カウンセラーはつらいよ。

どうつらいかというと、人間関係。
認定カウンセリング会、ばっちり上下関係だ。

研修会の講師、何処かの大学の教授だかドクターだか。
自分が関わった子供の写真を見せて「○○ちゃん」と呼びかける。

私が現役の特別支援校の教員だったとき、絶対しなかったことだ。
私は常に「○○さん」と呼んでいた。

この子と関わるおかげで、私は多くの教師よりいくらか多い給料をいただけていた。
この子と私は、上も下もない。

そこにある緊張関係が楽しい、面白い、興奮する。
私も生きている、お前も生きている。

そうして、うかうか25年以上もいわゆるしょうがい児教育をやってきた。
面白かったし、ありがたかった。

この子のおかげであなただって講師ができ、医者として大方の人よりたくさんの報酬を受けているはずだ。
金銭以外のものも含めて。

人と人、乱暴な言葉を使えばタイマンだ。
そこに、どうして上下関係を持ち込むのだろう。

この人も一般的には、医者としても、大学の教官としても、いい人には違いないのだろうけれど。

2012年11月10日土曜日

宇宙人襲来

古い友達がやってきた。
連れ合いの友達の娘。

息子と同じ年で、本人が生まれる前からの知り合いだ。
私たちの間では「宇宙人」で通っている。

見た目はポッチャリ系のかわいこちゃんで、普通の日本人ぽい。
別に、足が八本あるとかではない。

だが、彼女にまつわるエピソードは、コストコで売ってもいいくらいある。
例えば、職場では彼女に言葉を教える係りが2年くらい付いていたと本人が言っていた。

なおかつ、同期より高給取りらしい。
宇宙人を雇うのは大変だ。

もちろん、外国でも活躍している。
おそらく、イギリス人に「ビミョウ~」という日本語を教えたのは彼女が最初だと思う。

そんな彼女も連れ合いを連れてきた。
彼は純朴な地球人だった。

2012年11月7日水曜日

マゴマゴ

今日は、孫と留守番をした。
娘と連れ合いは用足しに出かけた。

2時間ほどだったが、泣いてもママはいないという緊張感があった。
機嫌良く遊んでいるすきに、ママは居なくなった。

果たして、眠くなってきてぐずりだした。
マゴマゴしているところ、へママは帰ってきた。

寝るときはやはりママが居ないとだめらしい。
お爺ちゃんは、オッパイが出ない。

2012年11月6日火曜日

整体

今日は整体へ行って来た。
私ではなく、娘だ。

私は、アッシー君で付いていった。
私が気に入っているところではなく、連れ合いが気に入っているところだ。

私が気に入っているところは、怪しい気を入れたりするところ。
ここは論理的な解説をしてくれるそうだ。

娘は、赤ん坊の介護で手首を痛めていた。
連れ合いが勧めて、成田の帰りに寄った。

一度で改善が見られたので、娘も気に入ったようだ。
今日は、二度目。

帰る前に、もう一度行く予定だ。
それぞれの相性で良いと思う。

どこの整体も基本は、背骨の曲がり具合だ。
おへその曲がりは、直しようがないらしい。

2012年11月5日月曜日

従兄弟の娘

今日は、従兄弟が来た。
私たちと、子どもたちとの間くらいの年だ。

2年ほど前までは、同じ市内にすんでいた。
そんなこともあって、従兄弟の中でも付き合いが深い。

私たちがここへ越してきてすぐにも遊びに来た。
まだ独身だった彼は、泊まっていった。

夜に雪が降り、翌朝彼の車はダルマさんになっていた。
そんな彼の子どもが、もう5歳。

来ることが分かって、ケーキを焼いておいた。
提案したのは娘、焼いたのは私だ。

みんなでおいしく食べた。
帰り際に、その娘に聞いた。

「さっきのケーキ、残って居るんだ持って帰る?」
「うん」

彼女は返事をするときに、親の顔を見なかった。
自分で決めた。

この子は絶対、将来大物になる。
そのときには、何倍にもふくらんだケーキをごちそうになろう。

2012年11月2日金曜日

必殺仕事人Ⅱ

藤田の跡を継いだのは、東山紀之。
元「少年隊」のメンバーだったと覚えている。

数年前「地上」という農協の雑誌でインタビューを受けていたのを読んだ。
売れない時期もあり、悩んだそうだ。

そういえば、藤田まことも「てなもんや」の後は売れない時期があった。
この必殺シリーズで救われたようだ。

役者商売も楽ではない。
売れない時期があり、そのまま消えてゆく人もたくさんいるのだろう。

一度も売れずに消えてゆく人ももちろん多いに違いない。
成功した人がよく言うのは、人の繋がりだと。

分かる気がしないでもない。
しかし、ただ黙っていても人とは繋がれない。

人と繋がる努力、人が繋いでくれる努力はやはり必要だと思う。
そこは見えにくい所だ。

2012年11月1日木曜日

必殺仕事人

毎日孫話題では能がないので、今日は変えてみた。
藤田まことが、主役を続けてきた時代劇だ。

DVDを借り続けてきて、もう最後の方になってしまった。
彼が病で倒れて、復帰した後のシリーズだ。

2009 新春スペシャルとある。
もちろん、彼がもう亡くなっているのは知っている。

画面を面白くすることにかけては、天才だった。
てなもんや三度笠からのファンだ。

だが、このシリーズで驚異的なのは彼だけではない。
姑役「菅井きん」だ。

婿役の藤田が亡くなってからも活躍し、最高齢映画主演女優としてギネスに載っているらしい。
昭和生まれは、大正生まれにはかなわないらしい。

2012年10月31日水曜日

孫Ⅴ

昨日は、20年前まで住んでいたところへ出かけた。
子どもたちが小学生だった頃まですんでいた。

そのころ仲良くしていた家で、夕飯をご馳走になってきた。
我が家の息子と娘が、その家の二人の娘さんとちょうど同じ学年でもあった。

同じ幼稚園や、小学校に通っていた。
下の娘さんは近くに住んでいて、一緒にご飯を食べた。

その娘さんにも一人お嬢さんが生まれていて、1歳くらいだった。
幼稚園で使った覚えがある帽子掛けなどがそのまま使われていて、娘は懐かしがっていた。

孫同士、手や足を出して遊んでいた。
一世代が巡ったのだと、しみじみ思った。

2012年10月29日月曜日

孫Ⅳ

今日は、孫とお散歩。
ご近所さんや、連れ合いの友達を訪ねた。

片道、2㎞くらい。
さすがに、帰りに孫は寝ていた。

でも、それまでは頑張った。
おばさんたちに、愛想振りまきまくり。

可愛い!
言われっぱなしだった。

犬にまで愛想を振りまいて、足のにおいをかがれた。
その犬の鼻をけっ飛ばしたときには、ドキッとした。

犬の方がめげて離れた。
足癖の悪いのは、私のせいではない。

2012年10月28日日曜日

孫Ⅲ

孫は山を下りてきた。
もちろん、迎えに行ってきた。

夜になって、娘が出かけたいと言って来た。
仕方がないので、付き合ってきた。

わが家は田舎なので、車でないとどこへも行けない。
娘の古い友達に会って、小一時間して帰ってきた。

おかげで、孫は寝る時間がずれた。
娘のねらいはそれだった。

おかげで今は、みんなぐっすり眠っている。
娘と孫も化かし合い、らしい。

2012年10月27日土曜日

孫Ⅱ

今日は、孫を箱根の山へ送ってきた。
娘が友達と会うというので、アッシー君をしたというところ。

お昼を一緒に食べて、箱根へ向かった。
もちろん、例のプジョー君でだ。

計算違いは孫だった。
屋根を開けて走り出すと、風が当たるらしく、いやがった。

仕方がないので、屋根を綴じて走り直す。
秋の箱根を、オープンエアーで・・・・

それでも頑張ったのがプジョー君。
若いお姉さんを乗せたからか、いつもはブーたれるトランスミッション、いい調子だった。

さすがは軟派な車だ。
言って置くが、私は軟派ではない。

娘も、孫も一緒だったし。

2012年10月26日金曜日

父の話はまたいつか書くこととして、今回は孫の話。
昨日成田へ着いた。

アメリカから、娘と一緒に帰ってきた。
いや、まごはアメリカ国籍だから、やって来たというべきか。

成田まで、ジジ・ババで迎えに行ってきた。
三ヶ月ぶりに抱いた孫は重かった。

当たり前か。
人見知りしない子で、ニコニコしていた。

外面は良いの、と娘は言っていた。
愛想が悪いよりはずっと良い。

目も髪も黒いが、肌は白人ぽい。
ニッコリ笑えば、赤ん坊は誰でも可愛い。

自分の深層心理も解っている爺としては、当たり前だと思う。
これから3週間、振り回されるに決まっている。

かわいくない爺と、可愛い孫との化かし合いだ。
お楽しみに。

2012年10月23日火曜日

チョッキを縫ってくれた、父の話も書いておこう。
私の父親は、洋服を縫う職人だった。

仕立屋というやつだ。
腕は良かったらしい。

しかし、商売の方はそうでもなかったようだ。
一時は5~6人、人を使っていたが、小さな商店で終わった。

それ以上商売を大きくするには、人が良すぎたようだった。
私が結婚する頃は店を畳んで、馴染みの客相手にだけ作っていた。

私は末の子どもだったからか、一番かわいがってもらった記憶がある。
結婚する時に、商売道具だったミシンをもらった。

戦前のシンガーミシンだ。
シンガポールから分捕ってきたから、シンガーミシンだと自慢していた。

その後、何台か電動ミシンを買ったりしたが、どれもだめだった。
結局、何度か修理をしつつ、未だにこれを使っている。

ちなみに、シンガー社では修理不能だといわれた。
群馬の方で、修理してくれる人がいる。

ジーンズの裾上げで、6枚重ねくらいになるが、当たり前のように縫ってくれる。
連れ合いはこれを初めて使ったとき、ちゃんと真っ直ぐ縫えることに感激していた。

父が亡くなってずいぶんになる。
お金は残さなかったが、色々なものを受け継いでいる。

2012年10月22日月曜日

チョッキⅡ

セーターのチョッキ(変な言い方だ)のほとんどは、連れ合いが編んでくれた物。
のろけついでにいうと、ほとんどは手染めの毛糸だ。

昔、草木染めをしていた。
そのころ染めた毛糸がたくさんある。

あかね、へまちん、たまねぎ、こうちゃ、・・・
シミが付いて、それを隠すためにコーヒーで染めたのもある。

藍で染めたのはない。
藍の染液はアルカリ性が強い。

浸けると毛糸が痛む。
アイはやっぱり、難しい。

2012年10月21日日曜日

チョッキ

今日は夏物をしまい、旅立ちの準備などで冬物を出した。
特に服が好きとか、趣味とかではない。

10年ほど染め物をしていた関係で、藍染めのTシャツなどが余分にある位。
後は、必要最低限の物を、その都度買ってきたつもりだった。

それでも付き合いで買ったり、もらったりでずいぶんたくさんある。
特にチョッキは編んでもらったのと、縫ってもらったので一生着ても余るほどある。

編んでくれたのは連れ合い、縫ってくれたのは父。
おかげで、この冬も心配なく過ごせる。

2012年10月20日土曜日

廃品回収

今日、廃品回収業者が来た。
古い電気オルガンを出した。

娘用に、手に入れた物だ。
その時、すでに中古品だった。

結局、あまり音を出す機会もないまま、20数年が過ぎた。
それでも占めていた面積は広い。

その娘は、もうすぐ孫を連れて現れる。
一世代が過ぎたわけだ。

さて、オルガンがおいてあったところになにを置こうか。

2012年10月19日金曜日

新友

今日、相談窓口の仕事は最終日だった。
最後まで、ドジがついて回った。

だが、一緒に仕事をしてきた人たちはいつも優しかった。
みな私より若い。

年寄りの私が気持ちよく仕事ができるよう、気遣ってくれていた。
年寄りの話を、きちんと聞いてくれていた。

それがとても居心地良かった。
この年になって、新友ができたというわけだ。

短い間でしたが、ありがとうございました。
あちらへも是非遊びにいらしてください。

暖炉を燃やし、コーヒーを入れてお待ちしております。

2012年10月18日木曜日

半世紀

今でこそ市民活動とか、NPOとか普通にいわれるが、当時は奉仕活動だったり下手すると滅私奉公だった。
volunteerを辞書で調べ、志願兵と書いてあって驚いたのを覚えている。

それがいつの間にかphilanthropyなどという人が出てきた。
「市民活動」という言葉も意味が失われたというか、手垢が付いたというか・・・

これだけ市民活動と普通に使われているのに羽仁五郎の「都市の論理」は絶版だ。
ロダンの「カレーの市民」がなぜ名作といわれるか、理解されにくくなってしまった。

半世紀は長い。
かくして私も頭髪を失い、旧友は白髪を染めるようになっていた。

2012年10月17日水曜日

旧友

昨日、昔からの友達と会ってきた。
奥さんも来て、3人で中華街へ行った。

彼は、中学時代からの友人だ。
大学生になって、ボランティアに誘ったのも彼だ。

当時は、誰もそんな言葉は知らなかった。
セツルメントは、臨保館と訳されていた。

当時は知らなかったが「学生セツルメント運動」というのがあったと聞いた。
県が、横浜と川崎に愛泉ホームというセツルメントを作っていた。

そこでボランティアをした。
卒業まで続けたが、45年前になるのだ。

思い出話で、楽しいお酒を飲んだ。

2012年10月15日月曜日

山歩き

今日も天気がよいので、山へ行って来た。
その後の都合もあって、鍋割山止まり。

「山歩き」というところか。
花をたくさん見てきた。













これはフデリンドウ。
その他、トリカブト、センブリ、ホタルブクロ・・・。

ホタルブクロは地に接するように咲いていて、あれでは蛍さんが入れなかろうと思った。

2012年10月14日日曜日

学習会

今日は、月一回の学習会。
お菓子を食べながら、お茶を飲みながらの勉強会。

集まった人たちの生活の中から話題を拾う。
もちろん一応話題を用意はするのだけれど、たいがいは違う方へ行く。

今日も、欲求の話をしようと思っていたのだけれど違った。
もっと根本的なこと、を確認してもらった。

「この学習会は人間心理を論理的に理解し、論理的な対応を努力しましょう」ということを基本においていることの再確認だった。
何故か、臨床心理や教育の場では経験則が重要視される。

障害児教育を30年近くやってきました・・・ということが説得力になる。
そんな人は、養護学校へ行けばたくさんいる。

問題は、論理とその体験を検証をし続けた経験かということだ。
その経験を、論理的に体系づける論理を持ち得たかということが必要だ。

経験則には例外がある。
論理は例外を認めない。

一見、例外的に見えることも含めた論理でなければ正しいとはいえない。
人間の心理を例外なく説明できる論理、そんな学習会だった。

2012年10月13日土曜日

山登り

昨日のリベンジというほどのこともないが、山登りにいった。
標高1273mの鍋割山を経て、塔ノ岳1491mへ登ってきた。

お散歩というよりは、一応山登り。
昨日と同じ所へ車で上がっていったら、たくさん車が止まっていた。

私のすぐ後から、タクシーも2台来た。
さすがに今日は、歩き出してから車はこなかった。

その代わり、人はたくさんいた。
帰りがけに、山ガールの3人連れと一緒になった。

連れ合いが声をかけて、しばらく一緒に下った。
親切な連れ合いは「車へ誘ってあげようか」と相談してきた。

ひげ面のおじさんがいうと、問題になる。
生返事をして下りている内に、離れてしまった。

私たちの方が早かった。
いつも道理二人で降りてきて、今はビールを飲んでいる。

無事に降りてきた。
めでたし、めでたし。

2012年10月12日金曜日

乗り物

今日は、山へお散歩に行った。
林道は車が通れるようになっている。

だが、途中に立派な門がある。
ゴミが捨てられたことがあるためだ。

鍵を持っている人しか入れないようになっている。
つまり、そこから先は関係者しか自動車を使えない。

そんな山道を歩いていたらすぐ先に小型のシャベルカーが見えて、脇に別の大きな自動車が止まっていた。
きっと、林道整備の工事だろうと思った。

大型の車から降りた人が、シャベルカーに乗り込んで走り出した。
そんなことを見ていたら、歩いている後ろから自動車が来た。

私たちの横を通っていった車は、すぐにシャベルカーに追いついた。

シャベルカーは、道の真ん中を悠然と登っていった。
後ろに車を従えて。

一緒に工事をするということなのか、よく分からない光景であった。
私たちは天気があまり良くないので、それからすぐに帰り始めた。

それを今度はオートバイが抜いていった。
自然の中をゆったり散歩はずだったが、4輪駆動の自動車2台、シャベルカーにオートバイといろんな乗り物と出会った。。

2012年10月10日水曜日

THE BIG ISSUE Ⅲ

記事の中で、私が一番驚いたのはチーターの話。
「ノーンギシュの日々」滝田明日香というアフリカ在住の獣医師さんの書かれた記事だ。

「ノーンギシュ」とはマサイ語で「牛の好きな女」という意味だそうだ。
そういう名前を付けられるくらい、現地にとけ込んでいるのだろう。

さて、記事の中身は、チーターが減っているという話だ。
猫科の大型動物としては一番小さいのだそうな。

だから回りとの競争に不利らしい。
母親の飼育習性にも問題があるらしい。

この雑誌らしい内容だ。
競争に弱いところは、私も一緒だ。

2012年10月9日火曜日

THE BIG ISSUE Ⅱ

横浜で買って、読みながら帰った。
今日また、横浜へ行きの電車で読み終わった。

合わせて、2時間半くらいの時間だった。
全面広告の裏表紙まで入れて32ページ。

記事は、ホームレスに関わることが多い。
読者欄ももちろんある。

売っている人との会話を書いているのがあった。
そういえば、これを売っていたおじさんも饒舌だった。

物を買うということは、お金の受け渡しだけではなかった。
そういうことも教えてくれた。

2012年10月8日月曜日

近頃のⅡ

ついでにもう一つ。
ハザードランプの多用がある。

渋滞で追突よけに使ったり、割り込ませてもらってお礼の意味で使ったりはまだ良いとしよう。
それだって、全然ハザードではないのだけれど。

トラックなどが切り返しをしたりするときにつける。
あれはどっちに動くのだか全く分からない。

危ないから近寄るなというのかもしれない。
ウインカーとバックランプで動く方向を示すのが本来だ。

もっと困るのが、タクシーが止まっているときによく点けている。
左側のランプが見えないと、出てくるように見える。

往々にして、そのまま動き出したりもする。
動き出してから右ウインカーに換わる。

私が免許を取ったとき、教官から「タクシーは上手だから見習え」と言われた。
今や怖くて近寄れない。

世の中全体が、ハザード社会なのかとも思う。

2012年10月7日日曜日

近頃の

近頃の若い者は・・・
というようになると、それは老化の証だ。

そんなことはもちろん知っている。
だが、近頃の運転手はと思う。

特に思うのは、停止線というものを無視することだ。
停止線で止まらない人が多い。

元々、一時停止の停止線は無視されることが多かった。
最近は、信号の停止線を無視する車に度々出会う。

今日も、信号で止まっている私の横に並んだ車は停止線をまたいで止まった。
しかもその後、ジリジリと前に出る。

曲がってくる車がいたら通れなくなるということに思いが至っていない。
少しでも早くに、先へ行きたいという思いだけなのだろう。

歩行者が、赤信号を無視するのとは訳が違う。
歩行者は自分の身の安全を賭けて、前に出る。

停止線を無視する人が犯している安全は、他人の身だ。
そのうち、警察はもっと後ろに停止線を引くようになるだろう。

2012年10月6日土曜日

水族館

日本には、水族館が多い。
海辺にはもちろん、山の中にもある。

箱根山にあるのも有名だが、山梨県にもある。
山梨県立富士湧水の里水族館 だ。

淡水魚を多く集めている。
資料数が少ないのを、展示の工夫で補っている。

おもしろかったのは、水が展示してあったこと。
忍野八海の湧水だ。

手を入れて、いかに冷たいかを実感してもらうようになっていた。
なるほど冷たい。

しかも流れているから、長くは浸けていられない。
海豚のショウはないが、入場料400円は高くない。

ただし、平日はさけた方がいい。
小中学生が遠足に来る。

2012年10月4日木曜日

THE BIG ISSUE

話は聞いていたが、初めて買ってみた。
ご存知の方も多いと思うが、ホームレス支援の雑誌だ。

ホームレスの人が売っている。
一冊300円だが、売っている人には160円の収入となる。

160円を寄付してもらうのではなく、仕事をして収入を得ることが大事。
それが自立へつながる、という発想だ。

作る人、原稿を書く人たちはボランティア。
有名人がインタビューなど受けているが、無報酬。

イギリス発のホームレス支援事業だ。
私が買ったのは日本語版。

200号記念だった。
英語版の記事を翻訳したらしい部分と、日本独自の記事とがある。

声をかけた時に見えた、売っていたおじさんの嬉しそうな顔が印象的だった。

2012年10月3日水曜日

エレベーター

私の職場は15階建てのビルだから、エレベーターがある。
4台が動いている。

いつもはあまり気になることもなく、利用していた。
今日も、帰るために1階まで降りた。

乗っているのは私一人だった。
だが、その一人の私が降りようとすると、待っていた人が二人ぶつかるようにして乗り込んできた。

いつも利用している電車では、マナーが無いなーと感じることはたびたびあった。
だが、エレベーターでこういうことを感じたのは初めてだ。

ひと、一人降りるのを待てなかったのか。
それも、県民センターのような場所で・・・。

イライラしている人が増えているのだろうか。
たとえば1号機の表示を「初号機」などとしてくれると和むと思うのだが。

2012年10月1日月曜日

散歩

今日は散歩に出かけた。
後ろ沢乗っ越しという峠だ。

我が家から、山へ車で20分くらいはいる。
駐車場に車を置いて歩き出す。

1時間少々のお散歩。
後ろ沢乗っ越しという峠までいった。

もう1時間ほど歩くと鍋割山へ着くのだけれど、今日はここまで。
今日もラーメンを作って食べた。

今日は一応、Epiガスを持っていってお湯を沸かした。
いい年をして、オママゴトみたいだった。

場所を知りたい人はこちら。
https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja
Gooogleは山に弱い。
コンピュータばかりいじくっていないで、たまにはこういうところへくれば鬱病も減るだろうに。

帰りがけにホトトギスが咲いているのを見かけた。

  ほととぎす 咲きつる方を 眺むれば
              それ立ち待ちの 月ぞ今宵は

こういうことを書いている人間は、鬱病にならない。

2012年9月30日日曜日

ニラ

台風がくるというので、今日は散歩に出かけなかった。
だが、秋は身近にもある。

これはニラの花。












餃子などに入れるやつだ。
植物だから花が咲くのは当たり前。

我が家の玄関から、出たところに咲いている。
よその家の畑の端だ。

毎年咲いている。
咲いている間は食べられない。

咲いていない時期は食べることができる。
知り合いなので、摘んでも怒られることはない。

ご近所さんとは、仲良くして置くに限る。

2012年9月29日土曜日

クサギ

今日は散歩に、2度も出かけた。
午前中は近くの山。

午後は、近くの公園。
あちこちで、秋が始まっている。















これはクサギの花。
川岸に咲いているのをよく見かける。

やがて赤いガクの真ん中に青い実がなる。
その実を使って、青い色が染められる。

その代わり、少し臭うのでクサギというらしい。
詳しいことを知りたい方はこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%AE

2012年9月26日水曜日

復活

仕事から帰ってきて、ニュースを見て驚きました。
アベさんが復活ですね。

この欄には、あまり政治的な主張は書きたくありません。
政治的な主張以前の感想として、驚きました。

自民党って、そういう人の集まりだったのですねと考えるしかありません。
あるいは、日本の政治というのはそういう判断をするのだということですよね。

いや、驚きました。

2012年9月25日火曜日

近くの公民館へ行った。
省エネの流行で、ニガウリなどをはやしていた。

近くへ行くと別の物が見えた。
















私は知らなかったが、連れ合いは知っていた。
ナタマメだという。

連れ合いは、これで作られたお茶を愛飲している。
私は近寄りたくなかった。

興味のある人はこちらをどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%83%A1

 
 

2012年9月24日月曜日

祭り

今日、仕事に行くので電車に乗った。
行きには気がつかなかったが、改札口の近くに花が飾られていた。


















 
タバコの花だ。
2mくらいの高さがある。
 
私の住んでいるところは、タバコの名産地だった。
今は作っていない。
 
だが、未だに「たばこ祭り」というのをやる。
この前の土日だった。
 
それで飾ってあったらしい。
一年で一番大きな祭りだ。
 
河原に、100本の吹き上げ花火を並べて火をつける。
「今時『たばこ祭り』とはいかがなものか」という人もいる。
 
だが、そのおかげでJTから結構な寄付がいただける。
それで名前を変えられない。
 
「祭りの沙汰も金次第」というところだ。
 
 

2012年9月23日日曜日

椅子Ⅱ

椅子は家具との思いがある。
それは正しい。

自動車の場合、椅子とはいわない。
シートという。

だが目的は同じだ。
立っているのと、寝ているとの中間の姿勢で人体を支えること。

短時間なら、道具はいらない。
長時間同じ姿勢を保つのは、難しい。

そこで椅子の登場となる。
乗り物の場合、シートということが多い。

座席とも表現する。
そこで問題、家具としての椅子と自動車用のシートとはどちらがたくさん作られるか。

圧倒的にシートなのだ。
椅子は数千単位。

1万脚単位で作られるのは、事務用のスチールイスとか、体育館などに並べられる折り畳みイスだけ。
そこへ行くと、自動車は一車種で年間数万台単位で作られる。

だから、それにかける開発費が違うのだ。
制作コストも違う。

安くても100万円はする自動車のシートは、数万円する。
事務員を座らせる椅子に、1万円はかけられない。

自動車のシートは開発にも、製造にもそれだけの費用がかかっている。
当然、座り心地が良い。

もちろん、フェラーリなどという車は年に数百台しか作られない。
その代わり、家が一軒買えるくらいのお値段だ。

家の片隅に置かれる椅子とは、勝負にならない。
シートだけでも良い、フェラーリに乗りたい。。

2012年9月21日金曜日

椅子

もう少し車の話題にお付き合い下さい。
今私が座っている椅子、実は自動車のシートなのだ。

自動車の中で書いているわけではない。
私の事務用の椅子だ。

まだ結婚する前だから、もう40年近く前になる。
事務用の椅子の、上が壊れて残った足をもらったのだと思う。

そこで車の解体屋へ行って、マツダ・ファミリアの前席のシートを買った。1000円くらいだった記憶がある。

椅子の足に板を取り付け、その板にシートを乗せた。
もちろん、木ねじとボルトナットで固定した。

社長が座るような、ハイバックチェアーのできあがり。
リクライニング付きだ。

気をつけたのは、取り付け位置。
背もたれを倒しても、ひっくり返らないようにしないといけない。

アームレストはないが、その分あぐらをかいても平気だ。

2012年9月20日木曜日

箱根に登ってきた。
歩いてではもちろんない。

プジョー君に乗ってだ。
まだ日差しが強くて、街中で屋根は開けられない。

宮城野でお昼を食べてから、屋根を開けた。
その後、仙石原でお散歩。
 
ススキの盛りであった。
ここは、すっかり秋だった。
 

2012年9月19日水曜日

間違いだらけⅢ

今、我が家の車は2台。
一台は、実用車マツダのデミオ。

もう一台は、プジョー306カブリオーレ。











私の唯一の贅沢だ。
以前にも紹介した気がする。

徳大寺氏も、丈夫だしおじ(い)さんが乗るにはおしゃれで良いなどと持ち上げていた。
間違いだらけだ。

全然丈夫ではない。
オートマッチクトランスミッションはいうことを聞かない。

エヤコンも動かない。
寒くなると屋根の開閉もままならない。

風の巻き込みもひどい。
それでも乗っていると良い気分にさせてくれる。

シートが良い。
良く曲がる。

ホーンの音が柔らかい。
私程度の腕だと、破綻するほどスピードは出ない。

グループサウンドなどを聴きながら、峠道を走ると最高だ。
だが、なによりピニンファリーナの手になるスタイリングだ。

プジョーに乗っているというより、ピニンファリーナに乗っているということが大事だ。
人はイマジネーションで生きている、車もイメージ商品なのだ。

「間違いだらけのクルマ選び」それも楽しい。

2012年9月18日火曜日

間違いだらけⅡ

私も自動車は好きだ。
だから、書き出すと色々なことを書きたくはなる。

だいたい、大学の卒業論文は自動車エンジンについてだった。
鉄のかたまりのエンジンを動かすのに、トランジスターを組み込もうという物だった。

今では、ICチップなしの自動車は考えられない。
そのうち、ロボットとの境が分からなくなるだろう。

現に、携帯電話を組み込んだ自動車ができている。
これにペットロボットとか、お掃除ロボットとかが一緒になると、何でもしてくれる家庭用ロボットになる。

携帯電話が声で操作できるそうだから、声で操作できる自動車ももうすぐできる。
朝食を食べながら、掃除をしているペット型ロボットに「今日は○○へ遊びに行くぞ」とか声をかける。

「ヤッター嬉しいな」とか返事をしてくれる。
きっとそれだけではない。

「昼食はどうしましょうか」とか聞いてくる。
TVと連動しているから「こんな所はどうでしょうか」と画面に映してくれる。

もちろん我が家の経済状況も把握しているから安心だ。
「ウンいいね」というと「では××分後には出発しましょう」と返事をする。

その時間に車の所へ行くと、ペットもついてくる。
ドアは自動で開いて、ペットは先に乗り込んでセンターコンソールのあたりにちょこんと座る。

ハンドルなんかは必要ない。
「今日はニュースが聞きたいな」と言うとラジオが鳴る。

ペットが車を操作して、渋滞をさけ、安全に目的地へ連れて行ってくれる。
私はラジオを聴きながら、流れる景色を見ている。

車好きとしては、こんな未来はつまらない。
自分でハンドルを操り、アクセルを踏むからおもしろい。

きっと「そんなことはシュミレーションゲームでやれ」ということになるのだろうな。
どうか、こんな想像は間違いだらけでありますように。

2012年9月17日月曜日

間違いだらけ

今日のお題は。私のことではない。
本の題名だ。

「間違いだらけのクルマ選び」という。
1976年に出た初版本は、未だに私の本棚にある。

よく売れたからだろう。
次の年には続編が出て、それから毎年いっぺん出るようになった。

あまり多額の印税が振り込まれるので「かみさんに悪いことをして得た金ではない」と説明したそうだ。
そういうこと、私も一度くらいしてみたかった。

やがて半年に一度書かれるようになり、2004年に休刊した。
著者の「徳大寺有恒」氏が体調を悪くしたことと車がつまらなくなったこととの両方が原因だろう。

今回は、「島下泰久」氏との共著となっている。
イラストは昔と同じ「穂積和夫」氏だ。

内容は、自動車を巡る評論と個々の自動車についての評論。
特にトヨタについては厳しい。

輸入車についても書かれており、ヨーロッパの車が好みだ。
公平な評価というより、彼の好みが強く出た評価で書かれている。

ハイブリッドよりマツダのスカイアクティブの方が彼の好みだ。
キビキビとした走りとワクワク感を求める。

だからだろう、彼がほめる車は売れないという伝説もあった。
大衆の好みと、専門家の意見とはここでも食い違う。

むしろ、メーカーの方が彼の評論を気にしていたといわれる。
日本の車作りのクオリティ向上に、貢献したことは間違いない。

彼にも、日本の自動車会社にももっと元気になってほしい。
そして、もっと面白い車を作ってほしいと願っている。

2012年9月16日日曜日

乗りましたⅡ

私はどこかの国の官僚などと違うから、同じ過ちは2度と繰り返さない。
今回は、女性専用車ではない。

「ドラエモン列車」だ。
駅で待っていると、ピンクの車両が入ってきた。

実は、女性専用車なんだと思った。
続いて黄色、空色などの車両が通り過ぎてゆく。

スピードが落ちて、キャラクターが描かれたあるのが識別できた。
ドラエモンだった。

しばらく前に、都条例に違反するとかでもめたということが記事になっていた。
どう折り合いをつけたのかは知らない。

車体全面に色が塗られていた。
そこにキャラクターが踊っている。

外側だけではない。
内側の広告、つり革のベルトにまでドラエモンがいた。
扉にもドラエモンはいた。
だが、扉の外はいつもの駅だった。

2012年9月15日土曜日

ビジュアル

定期的に買っていた雑誌に「地上」という月刊誌があった。
事情があって今は止めているが、おもしろい雑誌だ。

発酵は「家の光」有名な農協の雑誌だ。
つまりは「地上」も農協の発行だ。

なのに農協批判などもする。
今はTPPが話題だ。

記事もさることながら、ビジュアルが良い。
表紙は農家の女性が大写しになっている。

農ギャルなどが話題になる、ずっと以前からの伝統だ。
これが美人揃いだ。

芸能雑誌、顔負けなのである。
中の写真も良い。

連載漫画まで載っているのはご愛敬だ。
機会がありましたら、一度お読みになっていただきたい。

2012年9月14日金曜日

おじさん

今日は私が相談対応に当たった。
そのときの流れで、対応者が決まる。

内容は置くとして、その方は「友好協会です」と名乗った。
説明の中で何度か「友好協会」といわれる。

お話が一段落がついたところで「××日○友好協会ですね」と確認をした。
××は地名、○は外国の略称。

組み合わせを変えるとかなりの数になる。
自分たちの間では「友好協会」といえば一つなのだろう。

外から見れば、当然そうではない。
たくさんの「友好協会」の内の一つだ。

私も、自分にとってはかけがえの無いただ一人の自分だ。
しかし世の中では、ありふれたおじさんの一人だ。

帰り道の、行き交う人混みの中でそんなことを考えた。

2012年9月13日木曜日

時間

今日は仕事で、相談窓口にいた。
人生相談ではなく、市民活動相談だ。

若い人が現れた。
ボランティアをしたいという。

同僚が、親切に対応をしてくれた。
興味関心とか今までのボランティア経験とかをおききして、いくつか紹介して差し上げていた。

終わった後で、一応感想などを話し合った。
「あなたでしたら後どんなことをお聞きしましたか」と聞かれた。

「ボランティアができる時間帯だと思います」とお答えした。
それが分かると、その人の生活が少し解る。

仕事をしているのか、家族はあるのかなど。
ボランティアをするためには、その人の生活を支えるものが必要だ。

それが何であるかは、相談を受ける側はある程度思い描いた方がいいと思ったわけだ。
さて、あなただったらなにをお聞きしますか。



2012年9月12日水曜日

ガールフレンド

ガールフレンドの所へ、遊びに行ってきた。
彼女が独身だった頃からの、カウンセリング仲間だ。

今は、保育園に通うお子さんが居る。
訪問は、当然連れ合いも一緒。

アメリカにも居た関係で、私をDadyと呼んでくれる唯一の人だ。
お昼を食べて、あっという間に4時間が過ぎた。

話題は私たちの孫と、彼女の子育てのこと。
すっかり母親になっている。

なるほど、女性は出産・子育てを通じて母親になる。
男は育児に関われば関わるほど、自分の中に子どもになる。

2012年9月10日月曜日

小さい頃から、虫歯が多かった。
歯の質が柔らかいのだろう。

子どもの頃から、カルシウムなど飲まされていた記憶がある。
今も時々飲む。

それでも数年に一度は、歯医者さんのお世話になる。
このところ、だんだん頻繁になるようだ。

毎年行っている気がする。
今度は一番奥の歯だ。

1/4程のところで割れているという。
割れたところだけ、抜くことになった。

抜いた歯を見た。
思ったより大きかった。

こうしてまた少し、老人になる。

2012年9月9日日曜日

コミュニケーション

今日は認定カウンセラー会へ行ってきた。
いつも思うのだが、カウンセラーはコミニュケーションが苦手だ。

傾聴などの指導をするはずの立場なのに、どうしてだろう。
カウンセリングの技術とは、詰まるところコミニュケーションの技術なのだと私は思っているのだが。

今日も午前中の分科会の司会者は「これで午前中の講演会は終わります」と行って本当に終了した。
昼の案内などは一切無い。

弁当がどこで配られるのか?教室で食べて良いのか?昼食時に開かれる支部会はあるのか???
何回か参加している人間はまだいいだろう。

初めて参加した人への配慮はまるでない。
それでも今日は、入り口に会の旗があった。

少しは進歩しているというべきか。
みなさん、カウンセラーとコミュニケーション取るのは難しいですよ。

2012年9月8日土曜日

サンマ

今日は、お客様がお二人みえた。
そこで、サンマを焼いて差し上げた。

外で火をおこして、金網で焼く。
もちろん、難しいのは火加減だ。

高い炭を用意できればいいのだけれど、我が家ではそんな余裕はない。
細い薪を使う。

だからコツがいる。
まず火を燃やす。

それが収まって炭になる。
だがそれだけでは足りない。

そこへ、また薪を足す。
するとチョボチョボの火になる。

この火でとりあえず焼き始める。
火を大きくしてはいけない。

ところがサンマ、焼けてくると油が落ちる。
それが燃え上がる。

火をばらけて押さえながら、金網を高くする。
そして一度ひっくり返す。

今日はチョイト失敗をして、皮が網についてしまった。
ひっくり返した側も、焼けてくると油が落ちる。

煙が上がる。
最後にも一度ひっくり返してあぶる。

この季節、大根の辛いのがないのが寂しい。

2012年9月6日木曜日

帰ってきました

しばしの旅行を終えて、今日帰ってきました。
貧乏旅行は、高速などを使わず一般道をテクテクノ移動でした。

それでも、我が愛車が頑張って夕方には着きました。
途中、清里でお茶などして優雅にと思ったのが間違いでした。

御坂を超えて山中湖までは順調でした。
それからがいけません。

何度も通っている、三国峠から明神峠へ抜ける山道がすごい雨。
小山へ下ると「246東京方面通行止め」の看板。

工事なのか、雨なのかは不明。
そういえば、午前中に寄った「海野宿」に小林一茶の句碑があったけ。

曰く「夕過の 臼の谺の 寒哉」
そこで私も負けずに「夕立に 車輪取られて 背寒哉」 一笑。

2012年9月5日水曜日

岩松院ナウ

今回の旅行の目玉、岩松院へ行って来た。
小布施の町から少し離れたところにある、お寺だ。

ここに、葛飾北斎の「八方睨み鳳凰図」がある。
本堂の天井絵だ。

詳しくはこちら。
http://www.gansho-in.or.jp/happounirami.htm
北斎晩年の傑作、というより世界の名画といっておこう。
もちろんこういうものは、好きずきがあるのだけれど。

この絵のための絵の具代だけで150両、ほかに金箔4400枚というから恐れ入る。
絵を描いた本人も大したものだが、描かせた方も大したお大尽だ。

このお寺、ほかにも「福島政則公霊廟」があったり、小林一茶の名句「やせがえる まけるな一茶 ここにあり」の句碑があったりする。

そこで一句 「土産屋の 冷茶の渋さに やぶ睨み」 
どこかに、私の句碑を作ってくれるお大尽はいないか。

2012年9月4日火曜日

須坂ナウ

今日は少し離れた、須坂という町へ行って来た。
生糸産業で栄えた町という。

倉などが多く残っている。
あまり有名ではないが、町中で頑張って観光資源を作っている。

初めに行ったのは「豪商の館」。
狩野派の屏風絵や一茶の直筆、伊藤博文の額まであった。

江戸時代には、打ち壊しにも合ったという。
庭も立派だったが、これはそこで見たトカゲ。










お屋敷の住人らしく、おっとりしていてゆっくり写せた。

2012年9月3日月曜日

志賀高原ナウ・ナウ

泊まっているところは、湯田中温泉。
正確には、志賀高原の麓になる。

朝、志賀高原へ上がっていった。
山道をの場って行くと、リスが目の前を突っ切っていった。

もちろん、急ブレーキ。
口に何かくわえているのが見えた。

次には、キツネの礫死体。
上を、またいで通り過ぎる。

午後になって下り始めたら、なんとカモシカ。
あわてて写真を撮ったが、後ろ姿だった。


左下に写っているのが、それ。
やっぱり、牛っぽい。
 
高山の岩場で角を振り立てているかっこいい姿を想像していたのだが。
現実は違った。
 
のそのそと道路を横切って、茂みに消えていった。
その後、地獄谷で猿を見た。
 
こちらは餌付けされているのだろう。

至極フレンドリィ。

近寄っても逃げない。
無視されているようでもある。













夏でもお湯に浸かっていた。
私も帰ってお風呂に入ろう。

2012年9月2日日曜日

志賀高原ナウ

海の次は山ですよね。
志賀高原に来ています。

オンボロ車を1日走らせて、高速道路などは使わずに。
出発の時は雨模様。

途中でかなりの降りに会い。
でも最後は晴れて、着きました。

さっそくレストランで優雅に食事、てな訳はなく歩いてゆけそうな道の駅を探しに出ました。
しばらく歩いて、地元の人に方角を聞きました。

なんと、その人は自分が歩いていたのと反対方向へ一緒に歩いてくれました。
10分くらい一緒に歩いて教えてくれたのです。

道の駅は閉まっていたのですが、志賀高原湯田中温泉いっぺんで好きになりました。

2012年9月1日土曜日

ダイビングⅢ

まず素潜りの練習を30分ほどした。
昨日書いた3点セットのほかに、ウエットスーツと靴、手袋を着込んで行った。

これは貸してくれた。
首から下は、完全に真っ黒けになった。

場所は、こういう講習会のための場所だから海に向かってスロープが造ってある。
しかも、坂に沿ってロープが張られてある。

そのロープにつかまりながら海へ入って行く。
そして、海の中で立ったままの姿勢を要求される。

もちろん、海の上に立てというわけではない。
首から上だけを水から出し、手を広げて垂直に立ってくださいという。

昔立ち泳ぎというのをしたが、あの姿勢である。
ウエットスーツに浮力があるので、浮くのは簡単だ。

他の人は、当たり前のように立っている。
私一人が、ひっくり返る。

後でいわれたのだが、私のヒレが軽くできていたようだ。
で、足が持ち上がる。

素潜り用のヒレなので、足から外れたときに浮くようにできているらしい。
それで足が浮く、ひっくり返るということらしい。

それが分かったのは講習会が終わってからだ。
それでも、海の中にはたくさんの魚がいた。

瑠璃色のソラスズメダイ。
赤い色がおしゃれなベラ。

おいしそうなアイナメ。
それからニモ、じゃないクマノミ。

ほかにもたくさんみましたよ。
ライセンスを取りたい、と思わせる半日でした。

2012年8月31日金曜日

ダイビングⅡ

海へ潜るための三点セットというのがある。
メガネ・シュノーケル・ヒレだ。

メガネはご存じと思いますが、ガラスが入って目の前に取り付けるあれです。
シュノーケルというのは、口にくわえる管で、Jの字をしている。

短い方を口にくわえる。
長い方を水面に出して、呼吸をする。

忍者が好きそうな、あれです。
ヒレというのは、足につけて推進力を高めます。

誰もが好きな、尾鰭を付けるというあれです。
この3点セットを着ける、あるいは三点セットの一部しかつけないで海へ潜ることを素潜りといいます。

もちろん、何も着けない場合もそういうでしょう。
ただし水着も着けないと、別の問題が浮上します。

私の場合、3点セットは持っていました。
20数年前にそろえた物ですがね。

当然、当日持参しました。
でなにが起こったか、また明日のお楽しみにしてください。

2012年8月30日木曜日

ダイビング

ダイビングとはいっても、ビルの上からとかではない。
海の中へだ。

ボンベを背負って海へ潜るあれだ。
割安で体験させてくれるというので、行って来た。

朝が早いので、5時過ぎに家を出て電車に乗ろうとしたら警備員が出てきた。
人身事故があって全線止まっているという。

どうもいやな予感がする。
間に合わないといけないので、連れ合いに頼み込んでJRまで送ってもらった。

今度は早すぎて、店が開いていなかった。
それはまだ良い。

素潜りを30分ほどしてからボンベの使い方を聞いて、それを背負い海に潜った。
実潜水時間24分。

途中で耳が痛くなり、早めに上がってもらった。
それは仕方がない。

だが帰ってくるなり寝てしまった。
無事に帰還できて安心したのだろう。

海の中のことは明日また書く。

2012年8月28日火曜日

古い革袋

レシーバーがダメそうだ。
レシーバーというのは、無線機のことを指すことが多い。

私の場合は音楽の再生機器。
アンプという音を電気的に大きくする機械がある。

オーディオ機器の中心になるやつだ。
それにチューナー、つまりラジオ受信機がついて一体化した物を指す。

大昔、私が初めてもらったボーナスで買ったやつだ。
これにレコードプレーヤーとスピーカーをつないである。

時々スイッチを入れて、楽しんでいた。
去年買ったPCのスピーカーが壊れたのでつないでみた。

古い革袋に、新しいお酒を入れるのはやはり良くない。
とたんにご機嫌が悪くなった。

色々試している内に、今まで聞こえていたところまでおかしくなった。
古い革袋は、一カ所直しても他がまた破れてしまう。

青春がまた一つ遠くなるのか。

2012年8月27日月曜日

朝焼けに祈る

たまには私も本を読む。
最近読んだ本は「われら63歳、朝焼けを生きる」七つ森書館。

落合恵子と佐高信の対談本だ。
ともに1945年生まれ。

私より4年先輩。
だから私が今63歳。

落合恵子は、深夜放送を受験時代にさんざん聞いた。
佐高信は、週間金曜日の代表で過激な評論をしている。

お二人とも、紆余曲折の人生を送ってきている。
その原因は、主にお二人の強さのせいらしい。

自分の信ずるところを曲げずに来た。
言わば「竿を差し、角を立て、窮屈に」生きてこられた。

そして、それをいくらかなりとも世間に認めさせてきた。
なお、今を朝焼け時として意気軒昂に活動している。

お元気でのご活躍を、祈るばかりだ。

2012年8月26日日曜日

ほろ苦き、青春の日々

「日本カウンセラー学会神奈川支部準備会」という長い名前の会に行ってきました。
場所が懐かしいところでした。

4年間通った、大学のあった駅でした。
今は、大学は移転してないのだけれど。

「学生街の喫茶店」とか「いちご白書をもう一度」とかの世代なのだ。
もちろん、同じ喫茶店があるはずはない。

そんな話を会の中でしたら「何大学ですか」と聞かれた。
我々カウンセラーは「週刊誌的興味からの質問はしてはいけない」ときつくいわれている。

だから答えずにいたら、他の人が答えてくれた。
週刊誌の魅力は大きい。

2012年8月25日土曜日

アイスコーヒーⅡ

私はコーヒーが好きだ。
自分でも淹れる。

だから、アイスコーヒーの難しさは知っている。
だいたいホットコーヒーを美味しく淹れられなければ、美味しいアイスコーヒーは作れない。

水で淹れる人もいるが、あれではコーヒーのアロマが充分には出ない。
温度をかける必要がある。

美味しいコーヒーを、少し濃いめに淹れる。
そこへ砂糖を少し入れる。

好みにもよるが、甘すぎては台無しだ。
砂糖を水に溶いたガムシロップというのを使う人がいるが、邪道だ。

甘さは、冷えると感じにくくなるからなお難しい。
それでも、自分の濃さを何度か失敗しながら決めればそう間違いはない。

砂糖を入れたコーヒーは、氷を入れた水に器ごとつけて冷やす。
この時に、コーヒーを乱暴にかき混ぜる。

泡を立てて、空気との接触を減らす。
室温まで冷やしてから、氷を入れたシャンパングラスを大きくしたような薄手のグラスに注ぐ。

ストローなど付けてはいけない。
どうしても、香りは薄くなる。

グラスから直接飲むことで、その香りが楽しめる。
それでも30分もすれば、単なる甘い氷水になってしまうのだが。

さてこのアイスコーヒー、ホットと同じ値段では作れない。
倍位もらわないと商売にはならない。

すると、お店の経営的に困る。
だから、たいていの店でアイスコーヒーは美味しくない。

2012年8月24日金曜日

アイスコーヒー

このところの暑さにたまりかねて、避暑に行った。
車で箱根に上り、お茶をしてきた。

普段はあまり行かない、観光案内などによく載っているお店だ。
普段あまり食べないケーキセットを頼んでみた。

よせばいいのに、飲み物はアイスコーヒーを頼んだ。
ケーキはそこそこ美味しかった。

やっぱりアイスコーヒーはおいしくなかった。
どうしてなのか。

私はコーヒーが好きでよく飲む。
自分でも淹れる。

よそでも飲むが、ホットコーヒーは美味しかったり不味かったりする。
アイスコーヒーの美味しいのにはまずお目にイヤ舌にかからない。

どうしてなのだろう。
連れ合いは賢く、ポットで頼んだダージリンを美味しそうに飲んでいた。

2012年8月20日月曜日

痛み止め

このところ歯医者にかかっている。
割と医者には縁のない私だが、歯医者と耳鼻咽喉科には縁がある。

私のウイークポイントだ。
ほとんどの歯の上に、はかぶせ物が乗っている。

今通っているところは良心的だ。
料金が安い。

毎回1000円以下で終わる。
今日は化膿止めと鎮痛剤が処方された。

3週間ほど前に処方された痛み止めが残っていた。
飲み忘れたのではなく、痛くなかったからだ。

事情をいうと、薬を減らしてくれた。
少しは、医療保険の赤字対策になっただろうか。

2012年8月19日日曜日

83円

しばらくインポートはあきらめて、こちらへ書き続けます。
このところ、暑い日が続く。
当然、ビールがほしくなる。

近くのスーパーで見ると一本88円の物がある。
手にとって見ると、ベルギー製。

あちらのビールはうまい。
ワインができないぶん、ビールを頑張っているのかもしれない。

ずいぶん以前になるが、連れ合い達がヨーロッパへ行った折に話していた。
フランス、ベルギー、オランダと移動をした。
国境を越えると料理が変わる。

マズイーウマイーマズイとなるのだそうな。
ベルギーは、量も多く1人前を2人で分けてちょうど良いくらいだったという。

このビール、2ダースパックが1990円。
一本あたり83円。

正確にはビールではなくリキュールなのだそうだが。
ホッピーのようなべたつきがない。

さわやかなのだ。
つい飲み過ぎるのが、玉に傷か。

2012年8月17日金曜日

引っ越しました

いよいよこちらに引っ越しました。
それはよいのですが、インポートできませんでした。

ざんねん。
エクスポートの方はできて、ダウンロードホルダーに入ったのですがね。

Blogerさんのほうがいやがって、エラーメッセージが出ました。
どなたか良い方法をお教えください。

2012年8月12日日曜日

背景写真を変えました

背景を変えてみました。
グリーンぽいのが、私の好きな色です。

しばらく両方へ同じ物を投稿しようと思います。
よろしく。

試作中です

こちらへ移ることを検討して試作してみました。
良ければ移りますが、テンプレートの様子がよく分かりません。
色々やってみます。