2017年12月30日土曜日

北の町では

私の住んでいる地方では「もちまき」がお祭りなどで頻繁に行われる。今日はなんと「毛ガニまき」だった。冷凍してある毛ガニとカレイを保温材で包んだ物を撒いた。近くの町の漁業組合の催しだ。
どういう告知をしたのかわからないが、集まった人は30人ほど。一つずつがそれなりの重さなので「発泡スチロールの箱で受け止めてください」と参加者に渡された。
奪い合うという状況ではなく、子どもも含めて写真のような状況。
北の大地も実り豊かだが、北の海も豊かだ。「何もない春です」どころではない。
ただし、終了後「発泡スチロールの箱は返してください」といわれた。

2017年11月29日水曜日

強羅Ⅱ

強羅には「箱根美術館」というのがある。
ここの庭園と縄文土器が気に入っている。

今回の宿から歩いて10分ほどもしない距離だ。
3回目になるだろうか、行って来た。

この時期に来たのは初めてで、紅葉と苔の緑がきれいだった。
残念ながら私の腕では、人が入らないように撮るだけで精一杯。

縄文土器は他でも見ることがある。
だがここのは一際大きい。

高さ50㎝近くある火炎土器だ。
1万年前の人々の生活を思いめぐらすと興味は尽きない。


何を煮て、誰と食べたのか。
家族の食事か、部族の集まりか。

あるいは年老いたシャーマンが呪詛でもしたか。
人類が他の生物と別れ始めた頃の記念品だ。

現実に戻って宿への帰り道、桜の花が咲いていた。
こちらもなにやら怪しげな丸い鉄のモニュメントの傍らに植えられていた。

狂い咲きではなく、今頃に咲く桜らしい。
生物多様性の見本か。

ともあれ、秋の強羅を楽しみ北海道へ帰ってきた。
こちらは雪模様の寒風。

その中で薪の蓄えをする。
楽しみは窓近くに来る鳥の姿だ。

 

2017年11月22日水曜日

強羅

1年半ぶりに神奈川へ帰ってきた。
お世話になった方々にお会いしたり、懐かしい友と語らったり。

もちろん1日2日では済まない。
箱根は強羅に安く泊まれるところを見つけた。

おかげで、JR、相鉄、小田急、登山鉄道、ケーブルカーといろいろな乗り物に乗れた。
別に鉄ちゃんとかではないが、やはり嬉しい。

写真は登山鉄道駅で見つけた。
点検整備用車両だろうと思うのだが、車輪の前についているガードに目が行った。

通りかかった駅員さんに聞くと、除雪用に今年取り付けたものだとのこと。
一般車両よりパワーがないので役に立つかはわかんないのですがね…と言いつつ丁寧にかつ嬉しそうに説明してくれた。

感心したのは駅員さんの話しぶり。
とても嬉しそうだった。

自分の仕事に愛情と誇りを持っているようだった。
1000分の80という傾斜は世界で2番目、もちろん日本1。

そこをスイッチバックで上り下りする鉄道。
仕事が楽なわけはない。

こういう現場の人たちが支えているのだ。
翻って、転居先の鉄道はどうだ。

3年近く止まっている。
お金がないからだそうな。

現場の人達はきっと愛情と誇りを持っているに違いない。
本社の上のほうにいる人たちはどうなのだろうか。

鉄道だけではない。
自動車会社、電機会社、鉄鋼会社、電気会社、などなど。

「仕事に誇りを持っていますか」ちょっと聞いてみたい。



2017年10月30日月曜日

油断大敵

台風22号の影響だろうが、今朝大風が吹いた。
昨日寝るときは静かだったので油断をした。

トレーラーのオーニング(布製庇)が巻き上げられた。
写真だとわかりにくいが、屋根に載ってしまっている。

降ろせばいいということではない。
上部のアームが付いている部分が壊れてしまっている。

車体本体に損傷がなかったことを良しとしよう。
トレーラーやさんに電話したら、部品交換で直るかもといわれた。

その後各部を再確認すると、頑張れば何とかなるかもしれないと思い始めた。
完全には直らなくても機能は回復できるかもしれない。

今日一日収まらず、今も風の音がしている。
明日も数が強そうな予報だ。

その後は雨模様。
雪が降る前に、直せるものなら直したい。

油断大敵、風がビュウビュウ。

2017年9月21日木曜日

メガネ

芸道修業の辛さより~
        見えぬ眼はなお辛い。

思い出せば独身の頃、カメラ片手に奈良のお寺巡りをした。
観光案内に載っているようなお寺はほとんど回った。

だが、壺阪寺は南に離れて在った。
そこまでは脚を伸ばせずにいた。

その報いか目が悪くなり、この6月に手術を受けたことは以前に書いた。
視力が落ち着いてきたということで、メガネを作り替えた。

もちろんずっとよく見えるようになった。
よく見えるようになったせいか、近くに見える気がする。

ところがどうも、脳の視覚機能がそれに付いていけない部分があるらしい。
遠いところを見ているときには何でもない。

足元を見ると、地面が近くに見える。
つまり、身長が縮んだような気がするのだ。

坂を上るときはこの差が激しい。
小人になったような感じだ。

壺阪寺へ行って、お払いしてもらわねばなるまい。

2017年9月6日水曜日

風除室Ⅶ

 やっと風除室が完成した。
引き戸と戸袋の下端を押さえるのが難しかった。

レールを下に付けてしまえば作るのは簡単だ。
そうすると、必ずそれを蹴飛ばすことになる。


壊れやすいし、つまずくかもしれない。
作り始めたときもどうするか決まっていなかった。

結局床の段差の立ち上がりのところにプラ板を張ることにした。
 とはいえ。簡単には取り付かない。

コンクリートの目地に大きめの穴を開ける。
そこに「プラグ」というプラスチックの筒を埋める。

プロがコンクリートにネジを使う常套手段だ。
アマの私にコンクリートに穴が開くかが心配だった。

何とか手持ちのドリルでいけた。
だが、そこからが大変だった。

プラスチックは融通が利かない。
コンクリートはなお利かない。

穴の位置が0,1㎜単位でずれるとネジが入らない。
木の板なら穴を広げることができるが、プラ板はいやがる。

しかも、すぐに割れる。
初めに作ったのはダメで作り直した。

もっとも、私が材料をケチったのも原因だが。
おかげで、プラ版がつぎはぎに見える。

プラ板は余っているので豪勢に使えばいいと思うのだが、そこは貧乏人の性。
それより全体がプラスチックなので、今はいいがそのうち汚れたりすれたりする。

強風にもどれだけ耐えるか。
数年してみないとわからない。

その他、昨日は工務店が来て床板とストーブの吸気を直していった。
こうして、だんだん自分の家になってゆく。

2017年8月28日月曜日

風除室Ⅵ

残りのプラ板を張った。
透明なので、写真に撮っても昨日と変化がわからない。

取っ手なども付けた。
こちらはごらんの通りだ。

もっと高級そうなのも有ったが、金属製だ。
冬の寒さを考えて、このプラスチック製にした。

これでほとんど完成だが、ドアの下押さえが上手く付かなかった。
どうするかしばらく考えてからにする。

むかし、むかし、あるところに技術科の教師ありけり。
毎年のように、生徒に鋸の使い方を教えていた。

厚さ1㎝長さ30㎝ほどの板を切らせる。
もちろん、手本も示さなければならない。

その際、生徒に時間を計らせる。
1分足らずで切ってみせるのだ。

そうして「君たち、5分以内に切り終えなさい」と生徒たちにいう。
50分の授業はそれで終わった。

それが今では、3ミリのプラ板1m程切るのに30分もかかる。
板は切れずに息が切れる。

まるで落語だ。
生徒たちに合わせる顔がない。

2017年8月27日日曜日

風除室Ⅴ

 扉が付いた。
上の鴨居にレールを付けて吊してある。

下にレールを付けることも考えたが、そうするとつまずきやすい気がした。
土なども付き易いし。

郵便受けにはしばらく標示をすることにした。
保護紙を剥がすと、郵便受けは浮いているような感じがするだろう。

ドアが見えているのは、その紙を剥がしてあるからだ。
投げ入れられた郵便物も見えることになる。

わざわざ覗きに来る人もいないとは思うが、大きめの箱を置くことにしている。
何百通でも入るような物にしよう。

下の写真は、ドアを内側から見たところ。
上下の隙間が1㎝もないので、外すにはレールを壊すつもりで剥がさなければならない。

強引に入ろうとするならば、側面のプラ板に体当たりした方が早い。
そういう事態は起きないよう祈っている。

ドアが閉まってぶつかる方の柱を立てるのに少々困った。
垂直を計って立てたのだが、閉めてみると隙間ができる。

仕方なくドアに合わせて少し斜めにして固定した。
外側の板も張った。

そうして閉めてみると、やはり隙間ができる。
やはり垂直で良いようだ。

明日の仕事にして、今日は寝よう。

2017年8月25日金曜日

風除室Ⅳ

 今日は晴れて、昼頃には暑いくらいだった。
さぼる言い訳が無く、しっかり作業した。

両方の側面を張った。
写真手前は保護紙を剥がしていない。

奥の方は下2枚分剥がしてある。
自動で点灯する外灯が点くまで働いた。
「よしよし!」

写真ではわからないが、プラ板をテープで貼ってつないである。
たわみ方が違い隙間ができる。


プラ板にも個性があるらしい。
強風対策でもある。
間近で見ると少々カッコワルイのだが、仕方がない。

郵便受けも取り付けた。
表側の口だけで、裏側には何もない。

台と箱を置くつもりだ。
何百通手紙が来ても入る。
みなさん待ってますよ。

表札はないので、蓋のところに名前を書こうと思っている。
「おいし荘」とか。

いつも家の外で作業をしていると、野次烏がやってくる。
今日は夕方まで来なかった。

それも、通り過ぎただけだった。
暑さのせいか、食べ物と関係ないと見切ったのか。

替わりに来たのは虫たちだ。
一応虫除けは塗ったのだが、何カ所か食われた。

食われてもそれほどひどいことにはならない。
むしろ、脚立に登っているときに近寄られるのがこわい。

捕まえようとしてバランスを崩しそうになる。
「石上中納言」にはなりたくない。

2017年8月24日木曜日

風除室Ⅲ

大工殺すに刃物はいらぬ
         雨の三日も降ればよい
職人が「宵越しの銭は持ネェ」といって粋がっていられた時代の戯れ歌だ。

風除室の組み立てに入ってから、雨が多い。
午前中、なんやかやとグズグズしていると午後から雨もグズグズと降り出すことが続いている。

それでも体を動かさないことには、作業は進まない。
ところが、プラ板の加工は初めてだ。

それでいて、畳と同じ大きさの板を12枚も買った。
その他に、ペンキ・戸車・レール・etc。

それ以外の材料も合わせると10万円くらいになる。
 貧乏人にはプレッシャーだ。

それでも何とかなるんではないかと体を動かすことにした。
まず、プラ板をポーチの柱にビスで留める。

プラ板は3㎜厚の透明な物。
透明では写真に撮れないので、保護紙が付いている内に撮って見た。

その前に、柱の間の長さに合わせて20㎝ほど切り落とす。
下の隅は、壁に合わせて切る。

専用の鋸もあるようだが、素人はある道具で済めばその方がいい。
普通の両刃鋸で切れた。

ただし少し勝手が違った。
木材よりも融通が利かない。

竹を切っているようだ。
割れ易くもある。

試しに電動丸鋸で切ってみた。
正確さを無視すれば切れる。

だが、おがくずより大きめの破片が飛ぶ。
鋸は、厳密には細かい刃で削っていく作業の連続で切れる。

電動丸鋸は、刃が当たる衝撃で砕いているようだ。
その分刃先が熱を持たない。

結局両刃鋸に戻ることにした。
その鋸も小さめの方がよい。

一度に削れる量が少ないからだろう。
その鋸も、引き初めは縦引きの方で押すようにして鋸道を作る。

少し溝が出来たところで縦引きにする。
この方が能率がよい。

切り落としてしまうところはまだ良いのだが、3枚目の写真のように角ができるところは困った。
最後の所で折れてしまうのだ。

残ったところはナイフで削る。
できた角も割れやすい。

それでも、ガラスよりはずっと扱いやすい。
ビスを通す穴もドリルで普通に開いた。

そのビスも、斜めに打つと割れが入る。
プラ板を、なだめすかしながらの作業だ。

よそからは「風除室がない方がかっこいい」との茶々も入る。
いつの時代も職人は「テヤンディ」の心意気が必要らしい。

2017年8月19日土曜日

ペンキ塗りⅡ

 昨日はポーチの2度塗りがあった。
午後から窓にかかって、一つ分しか塗れなかった、

今日は窓を3ヶ所塗った。
養生テープも簡略化した。

それでもあまりはみ出さずに塗れている。
上の写真は新聞紙を使って、ペンキがたれるのをカバーしている。

下の写真はそれを剥がしてあるところ。
まだテープは残っている。

乾いてから剥がさないとたれる原因になる。
遠目にはきれいに塗れているが、そばで見ると80点くらいかな。

縫っているとアブや八チが飛んでくる。
ハチは刺さないだろうが、アブは困る。

だが、あまり気にしていると仕事にならない。
「虻蜂取らず」とはよく言ったものだ。

だが、カには刺される。
刺されても、放っておけばそのうちかゆみもなくなる。

窓ガラスには家の周囲が映っている。
自然に囲まれているということは、虫にも囲まれているということだ。

後6ヶ所有り、2日くらいかかる予定。
その後ポーチに戻っていよいよプラ板を張る。

はて、予定通りにゆきますか。

2017年8月18日金曜日

ペンキ塗りⅠ

ペンキを塗った。
 風除室のためにポーチに板を張った。

ポーチなどはペンキが塗ってある。
後から加えた部分も塗らないとおかしい。

昨日から同じペンキを塗り始めた。
今までほとんどを水性塗料で済ませてきたがこれは違う。

工務店がこだわって天然成分のペンキだ。
だが、溶剤は有機溶剤だ。

塗るところと、塗らないところの境に養生テープを貼る。
これを貼る手間の方が大変だった。

ついでにこの後窓なども上塗りする予定。
しばらくシンナー臭い生活になる。
 

2017年8月16日水曜日

風除室Ⅱ

部品加工が終わっていよいよ組み立て。
きちんと組み立てられるか心配だった。

それ以上に、柱を切り欠く必要があって決断が鈍っていた。
一応「ごめんなさい」と謝ってからノコギリを入れた。

さらに、ノミで凹みを付ける。
久しぶりにノミを使う。

このノミは時代物で、私の祖父が使っていた物だ。
祖父はお寺まで作ったことのある人だったそうだ。

3本ほど、私が譲り受けて持っている。
木の方も北米産パイン材の柔らかな物なので、予定していたよりは楽に仕事ができた。

道具はよくても腕が追いつかないので、隙間も
 できた。
仕方がないので、留めるネジの位置を変えた。

その他の部材も取り付けて今日はおしまい。
高いところの作業が多かった。

普段見ないところが目にはいる。
隅に小さな虫がいた。

金槌で釘を打ち付けてもシランフリ。

彼らの生活圏に家を建てたということだ。

一方の隅にはオガクズがこびりついていた。
大工が悪いのか、ペンキ屋のせいか。

法隆寺大工で有名な西岡常一は「屋根裏に登ると昔の人の偉さがわかる」といった。
高いところへ登って、我が家の普請の安さがわかった。

使った道具の写真はこちら。
真ん中のが、例のノミだ。

祖父が作ったというお寺がもし残っているなら一度見てみたい。
もっとも、屋根裏までは登らせてもらえないだろうが。

2017年8月13日日曜日

風除室

懸案だった、風除室の建築に取りかかった。
引っ越ししてから屋内の棚作りなどにかまけていたが、最低限は終わった。

材料も、ほとんどは揃ってきた。
後はヤルキの問題だ。

今日は木材にサンドペーパーをかけた。
ベルトサンダーという機械でかけるからラクチンだ。


とはいえ古い材料もあるし、角も丸める。
一番古いのは、私が20代の頃に買ったラワン板。

革袋ではないから、新しい物と一緒に使っても差し支えない。
同じキでもヤルキの方はそうはいかない。

あの頃の半分程か。
1日4時間労働がセイゼイだ。

時雨が降ってこなかったのが救いだ。

2017年8月9日水曜日

多孔板

連れ合いの部屋に鞄やらカレンダーやらを吊るフックが欲しいという。
「欲しい」と言うのは簡単だ。

数㎏ある鞄と吹けば飛ぶよなカレンダーを一緒に吊す?
言うのは簡単だ。

本人のイメージと、私のDYI能力とを突き合わせた結果「多孔板」を使うことにした。
「孔子様人形」が一面に並んでいる板ではない。

穴がたくさんあいている板のことをいう。
なぜか「孔」の字が使われる。

直径5mmの穴が25mm間隔で空いている物が昔から規格品で売られている。
原則的に吸音板として使われるベニヤ板だ。


ところがこの穴に合わせたフックも規格品で売られている。
私もいくつか持っている。

板だけ買ってきて、2枚並べて取り付けてみた。
こういうときに板壁は便利だ。

写真ではわからないが、後ろに空間を1㎝ほど作る必要がある。
おかげで2日程かかった。

連れ合いの満足も得られたようだ。
「多幸板」というべきか。


 

2017年7月26日水曜日

窓掃除

今日は窓の掃除をした。
洗車と同じで人にお願いできると楽だが、自分でするといろいろなことに気が付く。

上の端はやはり汚れていた。
思ったより細い隙間もある。

枠が木でできているので、ペンキが塗ってある。
それが案外雑だ。

一寸実にはきれいなのだが、ムラがあったりゴミが付いていたりする。
玄関などを見ていてそうなのだろうと思っていたので、ペンキを注文した。

来週早々には上塗りをしようと思っている。
風除室の作成と平行して行う予定だ。
請う、ご期待。

2017年7月11日火曜日

初入院Ⅱ

眼科への入院なので、当然目薬を使う。
手術の前後、その後の経過で使う薬が違ってくる。

私の場合5種類くらいで、少ない方だった。
それはいいのだが、日に4回のと2回のと1回のがある。

しかも看護師さんが注してくれるのと、自分でしなければいけないのとがある。
一覧表をくれるのだが、目以上に頭の悪い私には分かりにくい。

さらに、看護師さんの仕事分担というのがあって、体調管理の人と薬管理の人が違う。
さらにさらに、多くの病室を回ってくるので定時には来ない。

一人ひとりの看護師さんはいい人で、誠実に仕事をしてくれてはいるのだが。
医者の給料を少し減らしてでも、看護師さんの数を増やしてはもらえないのだろうかと患者は思う。

思いがけないことには図書室があり、ボランティアさんが貸し出しをしていた。
蔵書の半分ほどは漫画だったが、私の好きな徳大寺有恒氏の未読本があり貸してもらえた。

最初の手術後、2週間ほど下を向いていなければならない時期があった。
本を読むか 瞑想でもする外は無かった。

私の場合は妄想だったが。
そういう病院から解放されて帰ってきたら、家の庭にリスが迎えてくれた。

10m程離れた木に登り、カメラを向けても隠れずにいた。
やはり我が家はいい。

2017年7月10日月曜日

初入院

また一月以上、このブログをお休みした。
実は病院に入っていた。

精神病院ではない。
某医科大、眼科病棟だ。

物が見えにくくなり、来年早々の運転免許更新が心配で眼科の検診を受けた。
白内障は予想していたがその他に「偽黄斑円孔」という診断を受けた。

網膜の中心の黄斑部に穴があいたかのような状態になっているという。
「偽」という字が付いているのは、まだ穴があいているわけではないということらしい。

ともかく手術で直るといわれた。
但し、3週間くらいは入院する必要がある。

白内障だけなら1泊2日程度で、地元でも手術ができたのだが札幌までゆくことになった。
以前から右目の中心部が見えてない自覚はあったので、直るならありがたいと思った。

手術は全身麻酔で、知らぬ間に終わった。
その後、下を向いての生活が10日ほど続いた。

この方が大変だった。
もっといやだったのが、もう片方の白内障だけの手術。

部分麻酔で痛くはないと聞かされていた。
だが手術の様子が分かるという。

目の玉をグリグリされるとかの妄想が頭の中を駆けめぐった。
気の小さい私は睡眠不足で手術に臨んだ。

グリグリではなかったが、非常にまぶしく緊張しっぱなしだった。
先生の方は手慣れた様子で「順調に終わりましたよ」という。

両目を部分麻酔でやらなくてよかったと思った。
「目のつぶれる思い」とはこのことだ。

おかげでよく見えるようになった。
世の中明るくなった気がする。

こうして目の一部は人工物になった。
すでに歯の一部は人工物に置き換わっている。

これが年を取るということなのだろう。
医術の発達で、置き替えられる部分が増えて元気に長生きができるようになってゆく。

そのうちサイボーグにもなれるだろう。
だが気の小さいところは替えられまい。

   眼科医の 指の細さよ 薬雨降る

2017年6月2日金曜日

「ニーゼと光のアトリエ」

昨日は1日。
「毎月1日は映画の日」なのだそうな。

地元「大黒座」へ見に行った。
「ニーゼと光のアトリエ」ブラジルはリオの精神病院が舞台の映画だ。

「カウンセラー」を名乗る義務感もあって見た。
1943年のことだから精神病院は今とずいぶん様相が違う。

患者はおとなしく看護士の指示に従っていればよい。
そうさせるのが医者の仕事・・・という時代だ。

そういった中で「ニーゼ」は患者を「クライアント」と呼ぶ。。
そうして絵を描かせる。

もちろん簡単にはいかない。
かの「ユング」に手紙を書いたりもする。

そうして・・・どうなったかは、是非お近くの映画館でご覧下さい。
実話をもとにした映画です。

映画の公式HPはこちら。
http://maru-movie.com/nise.html

大黒座のHPはこちら。
https://www.daikokuza.com/

世界中の精神病院が、この映画にでてくるよりももっとひどいことをしていた時代だ。
現代ではロボトミー手術とか、電気ショック療法とかはしない。

代わりに大量の薬を使う。
こちらの方が、儲かるからだ。

私も、前にいたところの近くの精神病院は覗いたことがある。
別の病院の看護士さんたちと話をしたこともある。

アトリエを持つ精神病院など聞いたことはない。

2017年5月30日火曜日

棚作り3

また、棚を一つ作った。
ベッドの側に置く小さな棚だ。

電気スタンドとか、本とかを置く。
材料はこれもあり合わせ。

安定させるのに下駄を履かせた。
半日仕事で何とか完成。

後の半日で布団の片づけをした。
家が小さいので、圧縮袋に入れてしまった。

私の部屋からもなくなって、少し床が広がった。
まだまだ、しなければいけないことはたくさんある。

我が家は、進化し続ける家なのだ。
私が元気な間は未完成というわけだ。


2017年5月28日日曜日

「俳句の図書館」

引っ越し作業は続いているが、合間を縫って本も読む。
「俳句の図書館」堀本裕樹著ー隣町の図書館で借りてきた。

我が町の図書館も充実しているが、隣町も頑張っている。
新しく入った本のコーナーに同じ本が並ぶことは少なく、それぞれの個性がありがたい。

さてこの本、正岡子規以降、現代までの俳句で著者がいいと思うものを選び解説を加えている。
本人の句も一つ入っている。

俳句とは、17文字を並べて意味を持たせればそれでいいというものなのではない位は知っている。
それではというと、5・7・5の区切りがあったり、季語を入れたり位の知識しかない。

ところが自由律があったり(山頭火は私も好きだ)無季語や季重なりにもいい句があるという。
ただ、初心者は規則通りに作る努力が必要だと説く。

このところはカウンセリングでも、5つの欲求とか全行動とかの手がかりがあった方がクライアントを理解しやすいことと似ている。
上級者になると、あまり意識的でなくスルスルといく。

たくさん並んでいる句の中で私が気に入ったのは
 「冬蜂の死にどころなく歩きけり」ー村上鬼城ー

春に生まれたであろうこの蜂はどんな夏と秋を過ごしてきたのか想像がふくらむと同時に、定年を過ぎてフラフラしている身につまされもする。
本には書いてないのだが、調べてみると雄は冬を越せずにこの句のように死んでゆく。

雌は巣の中で越冬するという。
その雌がたまたまの暖かさに惑わされてフラフラ出てくることがあり、それが冬蜂だと書かれたものもある。

句に詠われたものが雌の蜂かもしれないと思うと、また別の物語がありそうだ。
そういうことが俳句を味わうということなのだろう。

 「図書館内 蝶のごとくに ひらひらと」ー東行ー
 

2017年5月25日木曜日

去年の11月から、月1回のペースで学習会を開いている。
カウンセリング心理学の学習会だ。

仕事上カウンセリング的なことをしている人も来るが、初めての人にもわかるように心がけている。
4月からは会の名前も決めて、会員組織にした。

時間帯が夜間なので、仕事を持っている人が多い。
長く続けられるといいなと思っている。

さてその内容は、3月までは理論を説明することを中心にしてきた。
4月からはロールプレイを中心にしている。

昨日は「小3の子を持つ母親」がクライアントだった。
子どもとの会話が最近なくなって、心配だという設定。

別のところでカウンセリングの勉強をしている人がクライアント役をしてくれた。
カウンセラー役は私がした。

子どもとの関わり以外の生活も聞きつつ、自分だったらどんな人とだったら話しやすいかを聞いた。
「お日様のような温かい人が話しやすい」とのことだった。

「そういう態度で自分の子にも接してみましょう」というところで終わった。
ロールプレイなので、方向が見えたところで終わった。

その後、皆で感想や意見を出し合った。
私も久しぶりのロールプレイだったので、少し緊張した。

ロールプレイの原則や実際との違い、否定的な意見は述べないなどの話もして終わった。
アンケートももらったが、おおむね好評だったと自画自賛しておこう。
 

2017年5月13日土曜日

世界ジオパーク

隣町には世界ジオパークに認定された「アポイ岳」がある。
そこで、「ジオカフェ」なる催しがあったので昨日、今日と参加してきた。

ちなみに「ジオパーク: geopark)とは、地球科学的な価値を持つ遺産(大地の遺産、ジオヘリテイジ、: geoheritage)を保全し、教育ツーリズムに活用しながら、持続可能な開発を進める地域認定プログラムである。」(ウィキペディアによる)
「世界ジオパーク」を名乗るには、ユネスコの承認がいる。

よく話題になる「世界遺産」は日本に20カ所からある。
「世界ジオパーク」は8カ所しかない。

比べるのも大人げないが、もう少し日本中で話題になってもいいと思う。
そこで、盛り上げるための「ジオカフェ」というわけだ。


盛り上げようとの趣旨の割には「アポイ岳ジオパーク」のホームページへいってもお知らせなど出てこないなど突っ込み処満載なのだが、桜マスの天ぷらがでると聞いた。
この際「カフェで天ぷら?」などと野暮なことはいわないで純粋にジオパークを盛り上げようとして参加したというわけだ。

徳山大学の先生をお呼びしでの開催だ。
それなりの費用も掛かっていると思うのだが、その割にはHPにお知らせもないくらいだから報告の記事もないに違いない。

これだから盛り上がらないのだと思っているのは私だけか。
「地球科学的な価値」を持つ「桜マスの天ぷら」を昨日、今日と二日掛かりで味わう。

?????だらけではないか。
だから突っ込み処満載なのだ。

せめて、こちらで「アポイ岳ジオパーク」について知ってほしい。
http://www.apoi-geopark.jp/
桜マスの恩返しだ。

 

2017年5月11日木曜日

ハンガー掛け2

幅は狭いが、寝室と同じようなクローゼットを作ってもらった。
こちらは、コートの他は物置になる。

今日、クロ-ゼットと同じような棚とポールを作った。
写真がないのは同じようだからではない。

カメラを連れ合いが持って、神奈川の方へいっているからだ。
携帯でも撮れることは知っている。

だが携帯を換えたばかりで写真の送り方がわからない。
誰かお教え下さい。

それはそれとして、こちらの棚とポールも使い回し品。
苦労はしたが、1日で両方作った。

前回の経験が生きている。
労働者として、成長した。

人間、死ぬまで成長だ。

2017年5月9日火曜日

ハンガー掛け

一昨日、クローゼットに棚を作ったことは報告した。
その下にポールを付けた。

クローゼットなのだから、ハンガーが掛けられなくては困る。
今までの家もそうなっていた。

ただ、今度の家の方が幅が広い。
だから別のポールだ。

鉄の管にステンレスが巻かれてある物。
フツーにホームセンターなどで売っている。

だが使ったこれには歴史がある。
40年以上前、私がまだ独身だった頃に買った物だ。

その時は、垂直に立てて本棚の支柱にした。
このポールに合う棚受けが売られていた。

棚受け用アルミ支柱が出回る前だった。
あの頃は・・・などとの回想は止めておく。

2m以上あったのを短く切って、2本繋いだ。
それでも切るときには少し、センチになった。

2017年5月7日日曜日

棚作り2

節操など無く、1日でまた建築オタク。
今日は、寝室のクローゼットの中に棚を作った。

ウォークイン・クローゼットというのも流行っているらしいが、私は好きではない。
それほど、衣装持ちでもない。

前の家も、寝室にクローゼットを付けてもらった。
扉を開けると服があって、上が棚になっている。

極安い引き出しを置いておけば、肌着なども入る。
気に入っていたので、今回は扉だけを付けてもらった。

手持ちの材料で作るため、手間も時間もかかった。
作ってから、もっとこうすれば良かった・・・と思うこともある。

明日は、玄関のクローゼットに棚を作る予定。
今日の反省が生かせると良いのだが。

2017年5月6日土曜日

桜と馬

このブログは、何も建築オタク向けではない。
そろそろ日常のことへ戻ろうと思う。

今時の話題は桜だ。
移り住んでいるこの町ではゴールデンウイークが花見のシーズンなのだ。

しかも、この町は馬産地なのである。
「○○号G1優勝」などという垂れ幕が町役場にかかる。

「馬には桜がよく似合う」といったのは誰だったか。
町内一の桜の名所は牧場の脇。


放牧地に沿って、3㎞ほど桜のトンネルが続く。
誰が、どう撮っても絵になる。

人が柵のところで静かに待てば、馬の方で寄ってくる。
下の写真は、連れ合いが馬に遊んでもらっているところ。


「さけやさけ 花もその身も とき放れ」 
                          東行

2017年5月5日金曜日

1週間

 入居して1週間が経った。
一応注文住宅なわけだから、一応注文通りにはできている。

だが、暮らし始めてからようやく気づくことも多い。
右の写真は明かり用のスイッチ。

位置などについてはしっかり打ち合わせをした。
その通りになっている。

だが、下の写真と比べてほしい。
3カ所のスイッチがまとめられている。

大きさは同じだ。
それが必要に応じて2等分、3等分されている。

今まで使っていたスイッチは、間があいていて手探りで何番目とわかった。
これは目視しないと間違える。

電灯が点いていない時に、どうやって目視しようか悩んでいる。

PCが出始めの頃、キーボードのデザインに論争があったのを思い出す。
キーの大きさと隙間の関係だ。
ブラインドタッチができるように頑張ろう。


この2枚の写真、色が違う。
全てLEDランプなのだが、場所により昼光色とか蛍光灯色とかで色が違っている。

演出効果なのだろう。
なぜか蛍光灯色のランプは点るのが遅い。

スイッチを入れると一瞬の間が有って、点る。
昔「蛍光灯」と言って、人を揶揄した時代があった。

蛍光灯は少し電極を暖める必要が有ってのことだった。
蛍光色LEDにも何か必要性があるのだろうか。
蛍光灯っぽい演出効果などではないと思うのだが。

音についても思わぬことがある。
高気密住宅だから、外の音も遮断される。

その分、内の音が耳に付く。
一番気になっているのが給湯器だ。

灯油を使う瞬間湯沸かし器という形式。
水が出る所は、ほとんど混合栓になっている。

水側にレバーを回して流しても、湯沸かし器は音を出す。
理由はよくわからない。

台所ではピーという音が頻繁になる。
食洗機、冷蔵庫、コンロみな警報装置つきだ。
どれが鳴っているのか、ウロウロする。

外の音が聞こえないのは、都会の雑音が聞こえなくていい。
その分、鳥の声も聞こえない。

どなたか、自然の音だけ通す壁を作ってくれないだろうか。

2017年5月4日木曜日

台所の棚

台所に棚を作った。
大工さんに頼めば、いくらでも立派な物を作ってくれるだろう。

それは私のプライドと予算が許さない。
できることは自分でやる。

というより、そういうことが好きなのだ。
幸い、大工さんは端材をたくさん遺していってくれた。

それに暮らし初めてから、ここにはこれを置く棚がほしいとなることも多い。
我が家にたくさんあるダッチオーブンを置く場所が欲しいということになった。

半日の労働の成果がこれだ。
ネジ釘以外は全部端材。

乗っているダッチオーブンだが、一番左のが一般的な形。
だが、今売られているのは取っ手の形が違う。

モデルチェンジ前のをアメリカで見つけ、抱えてきた。
真ん中の2つはスキレットとかいうしゃれた名前がついている。

要するに鋳鉄製のフライパンだ。
一番右のは日本製。

これは鍛鉄が使われている。
いわゆる鋼だ。

下の空間はゴミ箱が入る。
この町は分別がしっかりしている。

ゴミ袋だけで3種類になる。
他に資源物入れが必要で、全部はここに収まりきらない。

またどこかに棚を作ることになるだろう。

2017年5月3日水曜日

引っ越し

 引っ越しは地元の業者さんをお願いして、29日に大きい物を運び込んだ。
持ってきた荷物の3/1程だったので、午前中に済んだ。

さてその後は、連れ合いと2人の作業。
梱包を解きそれなりの所へ納める。

もう2度と引っ越しはないだろうから安心ではあるが、慎重にもなる。
同居人との調整も欠かせない。

その後、自分たちで運べる者を少しずつ運んでいる。
30日からは、家の外回りの工事もしている。

工事をしている人との兼ね合いも気を遣う。
ところが、気を遣わない近所のカラスという存在もいる。

職人さんが軽トラックの荷台に置いていた物をつまんで持っていった。
「躾がなって無くて済みません」と謝ったがもう遅い。

一方、世間様は「桜祭り」だ。
息抜きがてら行ってみた。


この地域はゴールデンウイークが花見のシーズンだ。
だが、今年は少し花が遅かった。

それでも、けなげに咲いている木もあった。
代わりに頑張っていたのがコブシだ。

北国の春らしい。
わかり難いが、遠景は雪が残る日高山脈。

さて、花より団子。
ご当地は、花よりウニ丼。

桜祭り50回記念の目玉は、500円で「ミニ春ウニ丼・限定200人」だ。
行列覚悟で行ってみた。

ミニというよりマイクロだと思ったのは私1人か。
それでも、しっかり春の味だった。

2017年5月2日火曜日

入居



 4月29日に家の引き渡しがあり、入居した。
万事めでたしめでたし・・・というわけにはゆかない。

上の写真のごとく予定の期日通りに、立派に出来上がった。
外回りはまだだが、これは入居優先で後からやることになっている。

だが、何しろ、ネズミ花火人生だ。
簡単に事は運ばない。


スムーズにいっていたのは、建築会社の人が居た間だけのこと。
薪ストーブが燃えない。

ネットは繋がらない、オーブンは電源が入らない、トイレは水が漏れてくる。
おかげでこのブログも書けなかった。

ネットは建築会社の責任ではないので、回線会社に電話して繋がるようにはなった。
ただし、遅い。

そのうち、有線化しよう。
薪ストーブは、次に日にストーブ屋さんが来た。

結論からいうと、家の気密性が高すぎるとのこと。
高気密住宅が、きちんと出来上がっている証拠だ。

計画換気の機械を止め窓を開け、ストーブの前面のガラス戸も開けてやっと燃え出す。
今頃ならともかく、真冬でも窓を開けてストーブを炊くのか。

彼が帰った後いろいろ工夫して、ガラス戸ではなく灰の掻き出し用のところを開けるのがよいことがわかった。
だがまだ何回かはやってみないと、確実ではない。

それが趣味の世界だといえば、その通り。
トイレも見に来たが、異常はないとのこと。

便座後部についている、手洗いの水が跳ねたのではないかといわれた。
私は内部の結露ではないかと心配している。

手洗いの水流を弱くしてもらって、様子を見ることにした。
内部の結露だとすれば、家全体が暖まてくると無くなるのではないかと考えている。

オーブンは電気屋さんが来て直していった。
ついでに、コンセントの位置も少し直してもらった。

これはこちらの後出し要望。
でもサービスしてくれた。

コマネズミのようには働かず。
小1時間も動くと一休み。

それでも、一冬借りていた町の住宅からは荷物を運んだ。
段ボールなども資源回収に出した。

さて、明日はどんな花火が炸裂するのか。
インド人のように、瞑想などしている暇はない。

2017年4月27日木曜日

社内検査

 明日の引き渡しを前に、社内検査が行われた。
立ち会いはしなかったので、どうしたかはわからない。

夕方に行ったら、職人さんはいなくて現場監督さんとセールス担当の人だけがいた。
現場監督さん自ら網戸を取り付けていた。

検査自体は無事に済んだのだろう。
家具の配置など考えながら、お2人と少しお話をした。

さて、1枚目の写真は玄関。
光の関係で、黄色っぽい写真になってしまった。

実際はもっと白い。
他との取り合いで、狭い玄関になった。

2枚目は灯油のストーブ。
すぐ上が物入れになっている。

ビンボー人はヤカンなど乗せたくなるが、あまり熱くはならないと聞いた。
加湿するだけでも良しとするか。

3枚目は薪ストーブ。

ドブレというメーカーの品。

ノルウエー製だ。
右側に薪の投入口が付いている。

こういう形式は少ない。
分解組み立てのしやすいことも気に入っている。

内部には耐熱性の石が使われている。
前の家ではエフェルというベルギー製のを使っていた。

針葉樹を多く燃やしたせいもあり、内部は数年で痛む。
石の方が鉄より長持ちすることを期待している。

扉の取っ手がとても小さい。
木柄が付属品で付いているのだが、1つしかない。

使い回せということなのだろうが、面倒な気がしている。
ミトンでつかんで、回すことになるだろう。

写真ではわからないが、下にレバーが2つついている。
これは空気の調整用だと思うが、説明を聞かないとわからない。

エフェルはもっと単純で、使いやすかった。
一長一短か。

最後はトイレ。
INAX製だ。

TOTOさんのを勧められたが、掃除がしにくそうなのでこちらにした。
監督は網戸の取り付けをやめて、話を聞いてくれる。

帰れなくなっては申し訳ないので、このくらいで帰ってきた。
明日が楽しみだ。