2013年8月14日水曜日

加利福尼亜を行く

司馬遼太郎のカリフォルニアに関する紀行文を読んだ。
正確には「アメリカ素描」の前半部。

後半は東海岸のことになる。
そちらはまたいつかの機会にしようと思っている。

数年前、初めてカリフォルニアに渡った。
その時には、娘がLAに居た。

行く前に、適当なアメリカの紹介本はないかと探した。
旅行者向けのパンフレットを本にしたようなものはたくさんあった。

私が欲しかったのは、いわば「風土」を紹介したような読みものだった。
その時は、この本を知らなかった。

最近、他の人がこの本の内容についてふれているのを読み、図書館で探した。
かの地の事情は少し古くなっているし、日本との関係に特化した内容ではある。

大事なことは、アメリカの文明と日本の文化について思いを巡らしている部分だ。
その思いは少しも古くなっていないと思われる。

娘夫婦と回った街のことが思い出しながら、凡人は、凡人なりに日本のことアメリカのことをもう一度考えてみようと思う。

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