2017年9月6日水曜日

風除室Ⅶ

 やっと風除室が完成した。
引き戸と戸袋の下端を押さえるのが難しかった。

レールを下に付けてしまえば作るのは簡単だ。
そうすると、必ずそれを蹴飛ばすことになる。


壊れやすいし、つまずくかもしれない。
作り始めたときもどうするか決まっていなかった。

結局床の段差の立ち上がりのところにプラ板を張ることにした。
 とはいえ。簡単には取り付かない。

コンクリートの目地に大きめの穴を開ける。
そこに「プラグ」というプラスチックの筒を埋める。

プロがコンクリートにネジを使う常套手段だ。
アマの私にコンクリートに穴が開くかが心配だった。

何とか手持ちのドリルでいけた。
だが、そこからが大変だった。

プラスチックは融通が利かない。
コンクリートはなお利かない。

穴の位置が0,1㎜単位でずれるとネジが入らない。
木の板なら穴を広げることができるが、プラ板はいやがる。

しかも、すぐに割れる。
初めに作ったのはダメで作り直した。

もっとも、私が材料をケチったのも原因だが。
おかげで、プラ版がつぎはぎに見える。

プラ板は余っているので豪勢に使えばいいと思うのだが、そこは貧乏人の性。
それより全体がプラスチックなので、今はいいがそのうち汚れたりすれたりする。

強風にもどれだけ耐えるか。
数年してみないとわからない。

その他、昨日は工務店が来て床板とストーブの吸気を直していった。
こうして、だんだん自分の家になってゆく。

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