2014年5月31日土曜日

砥石Ⅱ

買った砥石で包丁を研いだ。
こまめに研ぐなら、中砥仕上げ砥でよいが、少し欠けたところがある。

そのためには荒砥から掛けなければならない。
それでも一回では無理で、何回かに分ける。

もちろんプロならそんなことはいっていられない。
何時間でも掛けて、研ぎ直す。

刃もいっぺんに減る。
一般家庭ではそうはいかないから、使いながら直してゆく。

本来は一般家庭でも使う人の癖などあるから、本人が研がなければならない。
だが我が家は私が研いで、料理は任せてきた。

それでよいと納得している。
私は技術科の教員だったから、刃物研は習った。

だが、それはカンナなどの大工道具。
包丁は少し違う。

料理の得意な友人が教えてくれた。
普通にVの字に研がない。

右側に小さく段差を付ける。
左利きなら左側だ。

すると切れが長持ちもするし、欠けにくい。
一番大事なことは、切った物が刃に着かない。

ただし、どの位どんな角度で付けるかはその人の使い勝手による。
我が家では、私が勝手につけている。

それで使う方も納得している。
おいしい料理も出来上がってくる。

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