2013年10月10日木曜日

わらしべ

この町に「わらしべ乗馬療育センター」という施設がある。
先月、職員の話を聞く機会があった。

今日、見学をしてきた。
しょうがいしゃと呼ばれる人や高齢者に馬と触れ合ったり、乗ってもらったりすることでその人の生活の質を向上させようという活動を行っている。

欧米では広く行われている活動だそうだ。
馬産地ならではの施設ともいえる。

今日は、高齢者の方が6人ほど乗った。
その他数名乗らなかったが触れ合いをしてゆかれた。

先月も、ボランティアのところで書いたが、3人一組の体制で乗ってもらう。
ここでは、乗る前と後で計測をする。

効果の実証をするためだ。
姿勢、歩行、血圧などに効果があるといわれている。

その他楽しみだったり、自信がついたりもする。
馬とだけではなく、側にいる介助者との会話も大切だ。

終了後、ボランティアをしていた介助者が話していた。
「20年後には俺が乗せてもらうから」

長者には成れなくても、長寿にはなりたいものだ。

2013年10月9日水曜日

あま屋

隣町の料理屋さん、あま屋へ行って来た。
先日、店主の話を聞く機会があった。

料理の話より地域活性化、つまり地域興しの話が記憶に残っている。
人口が少なくなりつつある町の中で、自分の店だけでなく地域としてどうしてゆくかを考えている。

ほかの料理屋と一緒になって地域料理「桜ロコモコ丼」なるものを売り出した仕掛け人。
なるほど、この町には有名な桜並木がある。

「ロコモコ」とは地域を混ぜるという意味があるそうだ。
ならばこの町のおいしい物を皆混ぜれば良しということになったらしい。

もちろん食べてみた。
お約束のハンバーグには、この町で飼育されている和牛とホエーブタが使われている。

一番上にはアスパラガス、ご飯の下からは昆布が出てくる。
いっぱいのどんぶりの中に、他にもいっぱい美味しい仕掛けが詰まっている。

さらに小鉢と漬け物、酒粕と豆乳を使った「桜ソイ」までついて980円。
さらに、さらに、この店は店員の対応が良いことでも定評がある。

席の横にはクッションや膝掛けが置いてあったりする。
北海道は美味しさと優しさにあふれている。

2013年10月7日月曜日

レオナルド・ダ・ヴィンチ

今日は美術史の授業を受けてきた。
「レオナルド・ダ・ヴィンチとその時代」

バレーボールと同じで、町にある高校の公開授業だ。
歴史の先生が授業をしてくれた。

授業らしく、聞いている私たちに質問しながら進めてゆく。
「彼の仕事はなんだと思いますか」

「画家」と私も思っていました。
でも、彼がミラノ公ルドヴィゴ・スフォルツォにした自己紹介は違うそうです。

「自分は軍事技術者で、建築もするその合間に絵も描く」
そういう意味のことをいったそうです。

実際、新発明の武器の絵などを見せてくれました。
軍事的なことだけでなく詳細な人体の解剖図があったり、空を飛ぶ装置の図もあったりと、色々なことに興味がありそれを表現するために絵を描いたといえなくもないようです。

そうして、それまで「すべては神の御心である」として説明されたことへの疑問を持っていたということです。
自然界のことに「なぜ」「どうして」という疑問を持ち、それに合理的な説明を求めていたといえるのでしょうか。

そういう彼は「探求者」と呼ぶのがふさわしい。
そういう彼が活躍できた時代が「ルネッサンス」なのだという話でした。

私の方も、すっかり高校生になりきっていた60分でした。

2013年10月6日日曜日

シカとの遭遇

昼間、近くの道に鹿の足跡を見つけた。
黒いアスファルトの上に、白っぽく乾いた土が偶蹄目の蹄模様となって点々と連なっていた。

夕方、そんな話をしながら運転をしていた。
出ましたね。

私の車の前10mほどの所に。
立派な角を着けた雄鹿。

車のライトに照らされて、悠然と道路を横断してゆきました。
もちろん私は急停車。

1,2秒の差でしょうか。
ぶつけたりしたら、私の車は使えなくなるところでした。

鹿だって命がないはず。
音や光で、逃げ出さないのはどうしてでしょうか。

一度、鹿さんに聞いてみたいところです。

2013年10月4日金曜日

夕張

昨日、帰着した。
途中、夕張の道の駅に寄ってきた。

最近できたらしく、私のカーナビには載っていなかった。
もちろん、メロンが主役。

ソフトクリームを買ってみた。
メロン味だ。

胡麻がたくさん入った、瓦煎餅風のスティックスティックが付いていた。
コーンも固めで、甘いだけのソフトクリームではなかった。

味だけでなく「ユウバリ バリ バリ」というキャッチフレーズも面白かった。
味、歯ごたえ、面白みと3回おいしいソフトクリームだった。

少し遠回りをしても、食べたい味だ。

2013年10月2日水曜日

北菓楼

いよいよ、この小旅行も終わりに近づいてきた。
今日は砂川市というところに来ている。

札幌と、旭川の中間になる。
石狩川と空知川の合流地。

おかげでよい川砂利がとれたというが、水害にも悩まされてきた。
鉄道も隣の滝川市で、函館本線から根室本線が分かれる。

地元の人に美味しいところを聞いたら「北菓楼」という店を教えてくれた。
バウムクーヘンなどが有名で、他にもお土産用菓子をたくさん作っているらしい。

本店ではランチができるというので行ってみた。
お城のような立派な建物で、入ってゆくとスチュワーデスさんのような格好をしたお姉さんが席に案内してくれた。

普通のテーブルは満席で、暖炉の前のコーヒーテーブルとソファーの席だった。
太い薪も積んであり、本物の火が燃えている。

テーブル席が満員でよかった。
私はオムライス、連れ合いはスパゲッティ。

中のライスはしっかりドミグラスソース味で、羊肉とキノコがたっぷりだった。
隣では、スパゲッティの茹で加減にはうるさい連れ合いも満足していた。

詳しく知りたい方はこちら
http://www.kitakaro.com/

お店が面している国道12号線は、この付近直線の長さ日本一だそうな。
しかもその砂川市部分は「スイーツ・ロード」という地雷原みたいなところ。

他にもおいしいお菓子屋さんがたくさんあると聞く。
風景も良く、人も親切ですっかり砂川のファンになってしまった。

2013年10月1日火曜日

幌加内

昨日は、幌加内へきていた。
新得以上の蕎麦の町だ。

何しろ蕎麦の生産日本一。
車で走っていても、赤い茎が残る収穫が終わった後の畑が広がっていた。

初夏には白い花畑になるという。
「幌加内には二度雪が降る」のだそうだ。

こちらのそば祭りは9月初め、もう終わっていた。
そのせいか静かな町並みに見えた。

役場の側の蕎麦屋に入った。
10割蕎麦は100円高。

モリそばをお願いした。
太く、腰の強い田舎蕎麦。

汁も私好みで堪能した。