2013年10月18日金曜日

鮭の遡上が始まっている。
この町でも、大きな川では鮭が上がる。

話に聞いて何度か見に行ったが、確認できなかった。
今日、やっと見ることができた。

一日中上がっているわけではなく、群を成して集団でくるらしい。
だから、タイミングが合わないと見られない。

そこで、堰になっているところへ見に行った。
いました。

堰の脇は魚道が造られていて、鮭が上れるようになっている。
そこには居なかった。

そうなっていないところへ迷い込むのが居る。
今日見たのはそういう鮭だ。

それでも、わずかに流れてくる水を頼りに跳ねている。
双眼鏡で覗くと、腹が赤い。

一度下へ戻って、別の道を探すという知恵はなさそうだ。
かわいそうだが、手出しはできない。

跡の上からは、アオサギらしい鳥がじっと眺めていた。
自然は厳しい。

2013年10月17日木曜日

ホッケ

北海道の代表メニュー「ホッケ」を食べた。
軽く干してあるのを買ってきて焼くだけだから、メニューというより食材かもしれない。

もちろん、神奈川では食べたことがある。
居酒屋の定番となっている。

特にチェーン店では必ずといってよいほど、しかも一年中ある。
北海道では今が旬だという人と、春がおいしいという人がいる。

人様々だ。
魚屋の店先では、くるくる回して乾燥させている。

乾燥には、今の時期の方が良さそうだ。
ただし、小さいのよりは大きいのを買いなさいとアドバイスされた。

神奈川で食べたものより、ふた回りは大きいのを買った。
なるほど美味しい。

ホッケも、大きさで名前が変わるという。
一番大きいのは「ネボッケ」というらしい。

2013年10月16日水曜日

セルフビルド

今日は台風の影響で、朝から雨。
被害の出た地域もある。

北海道では、早くも雪になったところもあるらしい。
今日は、バレーボールの練習日だった。

だが、中止になった。
最後の練習だったが、仕方がない。

今日も読書をした。
セルフビルドの本だ。

家を素人が自分で作ったという実例集だ。
材料も、多くは貰い物で済ませている。

ホテルに使うはずだったバスタブをもらった話もある。
陶芸家や芸術家が多いが、フツーのサラリーマンもいる。

こういう本を読むと「よし自分も」と思いたくなる。
だが「一万段の階段を登るようなもの」と書かれてあった。

もし、家を建てる機会を持てたなら百段ぐらいは自分で登ってみたい。

2013年10月15日火曜日

20万年

本を読んだ。
アリス・ロバーツ著「人類20万年 遙かなる旅路」だ。

イギリスのBBCで放送した番組のネタ本。
というより、放送と一緒に書かれた本。

今年の6月頃日本のNHKでも放送したらしい。
著者は、医学博士。

古生物病理学(古代の骨 に見られる病気の痕跡の研究)での博士号を持つという。
彼女が、アフリカから始めて世界中を回る。

人類がどうやって世界中に拡散したのか。
その間どういう生活をしていたのか。

何故、ホモ・サピエンスだけが地球上至る所で生活できているのか。
などを探る。

各地にいる研究家を訪ねるのだが、聞いて回るだけではない。
アフリカのサバンナでは、一人で夜を過ごす。

東南アジアでは、筏で海を渡る。
など、現地の人の生活を疑似体験する。

今の人類に一番近い生物はチンパンジーだそうな。
その間を埋めるホモ・ネアンデルタールやホモ・エレクトスなどはなぜ絶滅したのか。

考えてみれば、人類だけが世界中に生存している。
赤道直下からシベリヤ、南アメリカの先端まで。

南極大陸以外の世界中に適応し、繁栄してきた。
近代科学のおかげではない。

単一の種属でこれだけ広範囲に拡散している例はない。
考えてみたい方はこちら
http://hon.bunshun.jp/sp/humanjourney

NHKで放送されたものに興味のある方はこちら
http://www.nhk.or.jp/co-pro/recent/20090113.html

残念ながら私はTVは見ない人だ。

2013年10月14日月曜日

若者たち

君の行く~♪
違った。

今時の若者は、こういう歌はうたわない。
今日は、そういう若者たちとBBQ。

6人+私たち。
さすがによく食べる。

ピザ2枚、サンマの豆板醤、手羽先、椎茸、ナンバン、ダッヂオーブンの鶏、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、キムチチャーハン、ホタテ、サラダ、ブドウ・・・・・・
気持ちよく平らげる。

みんな、昨日の講演会に来た人たちだ。
中には、講演者と3時頃まで飲んでいた人もいる。

お金は程々、仲間付き合いこそ大事。
そういう仲間に、おじさんたちも入れてくれている。

うれしいことだ。
感心するのは、お行儀の良いこと。

もちろんほとんどの人はアルコールを飲む。
でも、乱れない。

私の若い頃は、今から思えば生意気だった。
周りへの配慮などなしに、言いたいことを言い合った。

だから、私たちの年代だけで集まるとたいてい一人二人は未だにそういう人がいる。
お酒の上のことは何でも許される、そう思っている人はたくさんいる。

今時の若者、見習わなくてはと思う。
日暮れ前に片づけも済んで、見上げると夕焼けだった。

2013年10月13日日曜日

寄付の後・先

渡邉文隆さんの講演を聴いてきた。
肩書きはファンドレイザー(寄附募集専門職)だ。

非営利団体への寄付を集める専門家だ。
今年の目標額は5億円だそうな。

しかも「今年の分はだいたい目途が着きました」
彼自身「あしなが育英会」の援助で大学を卒業した経験がある。

その大学在学中に、アフリカの少女を救うための募金活動をした。
そういう中で、寄付する側の人たちから感動させられる。

お金より、そういう感動を選んだ人だ。
自分の経験を基に「信頼」「理解」「共感」「行動」という流れを話された。

私なりの理解では「マーケティング」が必要だということ。
費用対効果とか、工程管理とかが説得力を持つということだ。


つまり、寄付を集める側は、事前に事業の行程を見通す。
寄付をしてもらう側へは、寄付の後ではこういう効果が見込めますよということを示す。

それを多くの人に示すことで寄付が集まる。
「会社の経営とどこが違う」といわれそうだ。

手法は同じだ。
目的が違う。

金儲けではなく、社会への貢献だ。

2013年10月12日土曜日

お別れ会Ⅰ

体験移住も、残り2週間少々。
1年間、過ぎてしまえば早いものだ。

学校にいた頃の、8月末と同じ。
「学成り難し」と学んだのはいつだったのか。

確実に、1年年老いた。
学は成らなかったが、この1年たくさんの人と知り合えた。

そのことは、これからの人生で大きな宝といえるだろう。
昨日はその移住仲間と、お世話になった役場の方々とでお別れ会をした。

北海道という土地柄、10月中にこの町を離れる人が多いのだ。
だが、夏になったらまたくるという人も多い。

役場の人は「私が定年になったら、冬は東京へ体験移住に行くのでよろしく」といっていた。
東京都にそういう受け入れ制度はないと思うが、彼が定年になるまでにはできることを祈ろう。

お世話になったお礼も込めて、宣伝を一つ。
北海道の移住紹介フェアが開かれる。

興味のある方ははこちらからどうぞ、
http://www.kurasube.com/krsb_top.php?MENU=13#toptag