2013年9月23日月曜日

キノコ狩り

キノコ狩りに行って来た。
地元の人が誘ってくれた。

明け方4時集合。
といっても、その人と我々だけ。

人数が多いと、安全が確保できないということらしい。
その割には、まだ暗い町中を北海道速度で走る。

山にさしかかったところで私の車を止め、案内の軽トラックに移る。
連れ合いは助手席、私は荷台だ。

冷たい風を切りながら、山の中へと入ってゆく。
不意に止まると、水場があった。

水を飲んで、一息入れる。
4時から緊張しっぱなしだった。

当たり前だが、ここまでは序口だった。
道は狭くなり、軽トラ専用道路だ。

大きな石を乗り越え、枯れ木を踏みつぶして走る。
ランドクルーザーなどでは、車幅があるぶんむしろ難しいだろうと思われる。

Uターンできるところで止める。
ここからは歩きだ。

道なのだが、人の背ほどの草が生えている。
杖を持ってくるようにいわれていたが、草を分けて進むのに重宝した。

さてここからが本番。
道から外れて斜面に入る。

取っつきは急だが、すぐに尾根に出る。
尾根伝いに上るのは、山登りの常識だ。

キノコ狩りの常識は、尾根を外れて彷徨う。
尾根の側面をジグザグに進む。

切り株、倒木の回りを探しながら登ってゆく。
登り1時間、下り1時間。

見つけたのは意外なところだった。
これだけ苦労すれば、なるほど踊りたくもなるわけだ。

マイタケ、二株。
これが今日の収穫だ。

私たちは帰ってマイタケ汁を賞味し、昼寝の時間。
案内してくれた彼は、そのまま仕事に直行した。

彼には感謝というより、脱帽する。

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