2013年5月12日日曜日

アポイ岳ジオ塾Ⅱ

隣町には「日高耶馬渓」という名所がある。
日高山脈が海に落ち込んでいるところだ。

当然、海まで山が迫っている。
幕末の頃、ロシアへ対抗するためにここに道を開いた。

十勝方面にロシア船が現れたのだ。
松前藩では対処しきれないので、幕府の軍を動かすためだという。

「シャマニ山道」という。
襟裳の十勝側にも道がつけられ、こちらは「サルル山道」という。

明治になり、海岸沿いに道がつけられ使われなくなった。
それを有志がフットパスコースとして復活した。

全長7キロの山道だ。
正味4時間くらいのコースだ。

歩き始めて、いきなり沢登り。
その後も水分の多い道が続く。

私よりさらに年かさの方や、子どもも居た。
途中、花などの説明も丁寧にあった。

昨日よりはずっとハードなコースだった。
その代わりでもないが、最後におみやげをもらった。

















町の名物「おやき」
平べったい今川焼きのようなお菓子。

50年以上前から町の人たちに愛されている。
このパッケージは、特製だ。

決してこれが目当てだったわけではない。
事前にそんな話はなかったのだから。

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