2014年3月1日土曜日

値上げ

DVDを借りてきた。
友人からではなく、レンタル屋さんから。

60過ぎてから、ありがたいことに100円で借りられる。
それが今日は105円だった。

おそらく今まではレンタル代96円。
消費税4円ということだったのではあるまいか。

これは4月から108円になるということだ。
2ヶ月続けての値上げということになる。

4月になって、いっぺんに上げると抵抗感が大きいということへの配慮か。
8円の消費税を、店の方で被るわけにはゆかないという計算もしたのだろう。

こんなところにも、国の進む方向が現れる。
何しろ「インフレ目標2%」なのだから。

96円の物は2%値上げになってちょうど100円。
消費税は8%になって8円。

今までは、あまり考えずに4円税金を払っていたことになる。
アメリカでレストランへゆくと、料金の表示の後税金の表示がある。

両方を確認してさらにサービス料を自分で決め(だいたい8%と聞いた)合計金額も書き込んで支払いをする。
その度に税金を意識し、店のサービスを意識する。

アメリカは消費税も州によって違う。
10%に近いところもあれば0%の州もある。

自分の住んでいる州は、消費税を払っても住み続ける価値があるか。
常に意識しているに違いない。

それが良いかどうかは置くとして、外税表示はアメリカ化の一歩なのではないだろうか。
日本という国が、8%の消費税に値するかどうか問われているというわけだ。

もっとも、問いただす前に音を上げてしまいそうだが。

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