2014年3月29日土曜日

ズボン

いっぺんに春めいて、桜の花まで開きだした。
昨日まではコールテンのズボンを穿いていたが、今日からGパン。

昔、洋服屋の父に「コットン・パンツが穿きたい」といったら馬鹿にされた。
父にはズボンはウール、綿は作業着との認識があったに違いない。

不肖の息子は「コットン」も「木綿」も知らなかった。
Gパンはやっと穿く人が現れだした頃だ。

例の「暮らしの手帖」にGパンは日常着に便利というような記事が載ったのを覚えている。
お尻ふっくらの裾つぼまりで格好悪いと思ったのを覚えている。

就職して親元を離れ「コールテンのズボン」を洋品屋に探しにいった。
その時は既にGパンやが有った頃だ。

店員は「真冬にしかない」とすげなくいった。
真冬になる前にほしかったが、手に入らなかった。

今はコールテンとはいわないらしい。
コーデュロイというと聞いた。

Gパンもジーンズとなりカラフルになった。
いやデニムという人もいるらしい。

もっと薄手のコットンパンツはどうなっているのだろうか。
誰かお教えいただけないだろうか。

「Gパンの 尻にひとひら 桜花」   東行(とうこう)

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