2013年2月19日火曜日

歓喜の食卓

昨日、札幌の有名レストランのシェフの講演会に行って来た。
この町にある「『食』で地域をつなぐ協議会」という会が主催だ。

以前に書いた、町おこしの学習会を開いているのもこの会。
シェフが来て、話だけしておしまいということはないだろう・・・と、勝手に決めつけて参加した。

やはり、美味しかった。
しかも、参加費無料。

70人ほども集まったので、フルコースというわけにはもちろんいかない。
オードブルという感じの物が3品、全員に配られた。

すべて、今日この町に来てからスーパーや魚屋で買った品物だけで作られているという。
私が一番気に入ったのは、イチゴのサーモン巻き。

食通風に言えば「お互いの味が引き立てあって濃厚に・・・」。
イチゴはオーブンで焼いたとか、たこは凍らせて柔らかくしたとか裏技的な話もさらりと話す。

その他、自分の大事にしていることとか、この町の感想だとかの話があった。
若いこともあるのだろうけれど、講演会といっても自分のことをぽつぽつと話すという感じだ。

最後に過労で倒れた話をした。
医者からは、味覚も臭覚もなくなるといわれたそうだ。

それでも好きなことだから続けていて、味も匂いも分かると言っていた。
聴覚を無くしたベートーベンのことを思いだす。

そういえばこの会は「幸せな食卓をつくる」だった。
次回は是非「喜びの食卓を作る」でお願いできないだろうか。

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